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    2007

08.13

「ソウルケイジ」誉田哲也

ソウルケイジソウルケイジ
(2007/03/20)
誉田 哲也

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警視庁捜査一課殺人捜査第十係の主任警部補である姫川玲子。玲子を筆頭とする通称・姫川班には、菊田和男、石倉保、湯田康平、葉山則之、の四人が、現在の玲子の部下である。そんな彼らに蒲田警察署で帳場が立ったので出動せよと命がくだる。多摩川土手の路上に放置駐車されていたワンボックス軽自動車の後部荷台から、成人男性の左手首が発見されたのだ。

その手首の持ち主は、大工仕事を請け負う工務店を営む高岡賢一。犯行現場らしき大量の血痕がある場所から通報したのは三島耕介という青年。耕介は、転落事故によって父親を亡くし、それ以後、高岡の世話になり続けていた。過去の保険金目当ての自殺も絡み、次々と意外な事件の本質が浮かび上がっていく。

前作では、勘に頼る玲子の捜査を嫌っていたライバルは、ガンテツという悪徳刑事でした。今回のライバルは、データーを地道に集め、勘にまったく頼らない基本に忠実な捜査をする日下警部補です。ときには日下の目線で描かれているので、玲子との対比も面白い。そして参考人になる三島耕介の目線も加え、ストーリーに深みを増していきます。

それとまたもや変な関西弁を話す井岡博光が出て来て、前作同様に玲子とコンビを組みます。彼がユーモア担当と、玲子と菊田の微妙な関係に無理やり割り込んで、変な三角関係を築きます。

すごく面白かったのですが、途中で浮かび上がってくる内藤という人物の謎が解ってしまいました。それになんとなくだけど、事件の本質というか、犯人の目星もついてしまった。これは素直に喜ぶべきなのかなあ。だから驚きというものはありませんでした。

ですが警察小説としては、かなりの面白さがあるのには間違いない。過去があって現在の事件が起こってしまう。そこにはくだらない男が絡んでいて、ムカツク~と感情移入させておいて、それを意図も簡単にヒックリ返してしまう。ちょっとネタバレしすぎ?これ以上は控えますが、さすがは誉田さん、上手いです。

それに菊田が日下に結婚とはという質問に対して、日下が答えたセリフには痺れました。読んだ方にはわかると思いますが、それぞれの家庭にあった玉を作っていくという話です。
まさに目から鱗です。いい事を言っていました。

たぶんシリーズ物だから続編があるのでしょう。玲子と菊田の関係に進展はあるのか。次のライバル刑事はどんな個性をもっているのか。次回作にも期待大です。出来れば驚かして欲しいです。あぁ、大きなことを言ってしまった。


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誉田哲也
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comments

あの話は使えますな…ウン。
前作のガンテツは何でそこまでってくらい感じ悪かったけど
今回の日下氏はよかったです♪

ユミ:2007/08/13(月) 16:42 | URL | [編集]

姫川シリーズ好きですね~。
残酷さが容赦ないところもありますけど、その痛みに堪えながら読んでいる自分に快感が・・・(爆)
今回、悲しかったです。できれば、生きて欲しかったですけど、姫川が居所に気付いたとき、ちょっとゾクっとしました。そうだったのか!!!と。

じゃじゃまま:2007/08/13(月) 17:20 | URL | [編集]

私も日下の台詞には「ふむふむ」となりました。
このシリーズ好きなのでこれからも楽しみ(^^)

まる:2007/08/13(月) 19:12 | URL | [編集]

ユミさん、結婚式のスピーチにぴったりですよね!
メモしてあるから、いつか使ってやろう(笑)

しんちゃん:2007/08/14(火) 14:10 | URL | [編集]

じゃじゃままさん、こんにちは。
彼の居場所には早い段階で気づいてしまった。
1人だけってとこに怪しさを感じてしまいました。

しんちゃん:2007/08/14(火) 14:12 | URL | [編集]

まるさん、まいど~。
日下のセリフは渋いよね!
いつか式場で自分がパクって言うか、言われたい(笑)

しんちゃん:2007/08/14(火) 14:14 | URL | [編集]

はじめまして★
誉田作品大好きです♪

前作?ストロベリーナイトは読んだんですが、
本作品はまだです( ̄∇ ̄;)

ふむふむ。
読むのがたのしみです(* ̄∇ ̄*)

つたまる:2007/08/16(木) 07:25 | URL | [編集]

つたまるさん、はじめまして。
誉田さんはいいよね!

まだ未読の「ジウ」シリーズ。
ふふふっ、3冊まとめて手に入れました(笑)

しんちゃん:2007/08/16(木) 12:57 | URL | [編集]

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ソウルケイジ


誉田 哲也単行本: 405ページ 出版社: 光文社 (2007/3/20) ISBN-10: 4334925421 ISBN-13: 978-4334925420 今回もストロベリー・ナイトの主役姫川玲子が颯爽と登場。これは姫川シリーズと呼んでいいのね。前作の先入観もあり序章を読んだだけでこれからいったいどんなことが起

2007/08/13(月) 16:43 | ほんさえあれば

ソウルケイジ 誉田哲也著。


面白かったよ!!絶対続きが読みたかったから「ストロベリーナイト」の姫川刑事が出てきた瞬間、もう、やった~~!!ってガッツポーズ!「ストロベリーナイト」のグロっぽさにげんなりしながらも、ゾクゾクしたあの感じ、が堪らない人ならば、今作もイケるね! 「月光」はは

2007/08/13(月) 17:16 | じゃじゃままブックレビュー

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