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    2007

09.13

「モデラートで行こう♪」風野潮

モデラートで行こう (ピュアフル文庫 か 1-2)モデラートで行こう (ピュアフル文庫 か 1-2)
(2007/07)
風野 潮

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家のまん前にある男子校が今年から女子を受け入れるようになったため、両親に無理やり受験をさせられた奈緒。彼女が入学式で出会った、ノリコ、真琴、恵美と共に、吹奏楽部に入部した一年間。...「一年目 四月から三月」
お世話になった三年生が卒業。新入生の入学式がすんだあと、中庭に響きわたるマーチングバンドの演奏。奈緒、ノリコ、真琴、恵美たちの演奏に誘われ、たどり着いたのは音楽室。花蓮、裕子、綾香、弥生、が吹奏楽部に加わった。...「二年目 四月から三月」

二部構成になった少女たち八人のブラバン青春小説です。よくある、初めはバラバラだった少女たちが大会を目指してまとまっていき、コンクールで優勝をねらう、という話ではありません。吹奏楽部に入部した少女たちが、自分のパートである楽器が決まり、高校野球の応援や文化祭、クリスマスコンサートといったイベントを体験しながら、二年間(後輩は一年間)をすごしていく。登場人物それぞれの目線に次々変わり、ストーリーが展開していきます。

登場人物を紹介しておきます。まずは小柄で可愛らしい奈緒。入部当初はお兄ちゃんが部長で、副部長である中元先輩に憧れている頑張り屋さん。ちょっと小太りで古風なおかっぱ風の髪型をしたノリコは、口ずさまないとリズムを刻めないリズム感なしのパーカス。すらりと背の高い美少年系の真琴は、父がプロ奏者でCDも出したことがある経験者。同姓でも見とれてしまう美少女の恵美は、過去に起こった出来事が原因でしゃべれない。

次に後輩組。体が大きくておばさんみたいな容姿の花蓮は、これまでの自分を変えたいと思っている。宝塚歌劇が大好きな裕子は、同性である真琴に憧れている。自分のことをなんとなく地味だと思っている綾香は、他人と自分を比べて壁を作ってしまっていた。ものすごく見た目が可愛い弥生は、土佐弁をバリバリ話す元気者。

彼女たち普通の高校生が、部活を中心に普通の日常をおくっていく。ときには今の自分に悩んだり、憧れの先輩に淡い恋心をいだいたり、お世話になっていたのがある日とつぜん好きだと気づいたりと、青春を謳歌しています。そしていつの間にか立派な先輩になった少女たちに対して、後輩である少女たちが同じような道をたどっていく。

あの部を辞めようかと悩んでいた少女が、馴染めない後輩を気づかう姿とかに、ああ、成長したなあ、なんて一年生から二年生になることによって楽しめる。それに先生に内緒にしたサプライズを計画して実行したりと、「ビート・キッズ」にもあったワクワク感が楽しめる。

吹奏楽を経験した方も、自分のように未経験でまったく吹奏楽を知らないという方も、気軽に手にとって楽しむことが出来るでしょう。最後に優勝しなくてもいいのだ。一生懸命一つのことに打ち込んで、それでいて楽しむことが出来ればそれが最高の幸せなのだ。そしてオマケがあればもっといいのだ。自分にとってもこの読書がすごく楽しくて心の洗濯が出来たのでした。お薦め!

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風野潮
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-:2011/02/18(金) 22:02 | | [編集]

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