--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2007

09.16

「佐藤さん」片川優子

佐藤さん (講談社文庫 か 101-1)佐藤さん (講談社文庫 か 101-1)
(2007/06)
片川 優子

商品詳細を見る

僕が佐藤さんを怖がっている理由。それは、僕だけが佐藤さんの後ろについているモノを見ることができてしまうからだ。そして佐藤さんは非常にソレに好かれやすい体質らしい。だから僕は、佐藤さんが怖い。ソレとはつまり・・・幽霊である。

今日のは特にひどかった。倒れそうなぐらいに体調を壊した僕は早退した。するとあくる日に佐藤さんから声をかけられ、私の背中に憑いてるモノ、見えてるんでしょ。今憑いてんのどんな人?と訪ねられた。すると幽霊のほうからしゃべりかけられ、自分は安土良介だと名乗り、僕は安土さんを除霊することを手伝うことになった。なんとか成仏した次の日、佐藤さんの背中には守護霊になった安土さんがいた。

佐藤さんに告白してふられた元気者の志村。佐藤さんに告白されたが、佐藤さんのことが好きかわからないが気になる僕こと佐伯くん。そして志村と仲良しになった僕。恋の三角形が出来ています。これが佐伯くんの性格上ぐずぐずしているので中々進展していかない。志村はふられたのに佐伯を応援する快男児で、何かとアドバイスをしたりする。それに陽気でおしゃべりな安土さんも口をだしてくる。とまあ、ゆるい感じでストーリーは展開していく。

同級生の香水が誰かに盗まれて佐藤さんが疑われたり、高原学校に行って二人がくっ付くかやきもきしたり、とのほほん系ばかりだと思っていたら、最後にちょっと重い展開があった。あっと驚くような出来事は起こりませんが、全体的にすごく読みやすく面白かったです。

霊の見える佐伯くん、憑かれる佐藤さん、普通の志村、守護霊の安土さん。彼らが普通の高校生活の日常の中で、普通に悩んだり、前向きな気持ちになって壁を越えようとする。安土さんも何もしてくれなくて、ちょっとだけアドバイスをするぐらい。自分は一人じゃない。自分のまわりには助けてくれる友達がいるし、家族もいる。そんな普通のありがたさに気づかせてくれる良書でした。

これを執筆された片川優子さんは、当時中学三年生だったそうです。そして現在は大学生だって。若いなあ。今後も面白くてワクワクするような本を出してくれるでしょう。これからも楽しみな作家さんです。

ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

片川優子
トラックバック(1)  コメント(2) 

Next |  Back

comments

TBありがとうございました!
とてもわかりやすい展開でおもしろかったですね。

いろは:2007/09/18(火) 16:17 | URL | [編集]

いろはさん、こんばんは。
ほんと読みやすくて面白かったです。
もう一冊本があるみたいなので、そちらを読むのも楽しみっす。

しんちゃん:2007/09/18(火) 18:15 | URL | [編集]

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可
trackback
この記事のトラックバックURL

『佐藤さん』  片川 優子  講談社文庫


佐藤さん高校一年の少し気弱な主人公の男の子。彼が幽霊に憑かれている「佐藤さん」と出会い、彼女の除霊を引き受けたことから彼と彼女のふしぎな関係がはじまった。第44回講談社児童文学新人賞佳作受賞。 佐藤さんは、主人公がちょっと苦手とした女の子の名前。その子には

2007/09/16(日) 21:00 | みかんのReading Diary♪

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。