2007
![]() | ラッシュライフ (新潮文庫) (2005/04) 伊坂 幸太郎 商品詳細を見る |
伊坂幸太郎のマイベスト作品を再読した。やっぱり上手い。そして面白い。その上気持ちがいい。
泥棒の黒澤は新たなカモを物色しつつも順調に空き巣を繰り返し、新興宗教の神である高橋を信奉する河原崎は塚本から神の解体を持ちかけられ、カウンセラーの京子は不倫相手の妻を殺そうと画策し、リストラされて四十社連続不採用になった豊田は野良犬を拾い、画家の志奈子は資金と権力を持つ画商に付き添いながら仙台へ向う電車に乗っている。
てんでバラバラの人生を送っている四人の人物たちだが、これが見事にというか綺麗に交錯して繋がっていく。何もなかった場所にピースを埋めていくとパズルが完成する。その最後の1ピースを埋める瞬間をこの作品は味あわせてくれる。この作品については、とやかく言いません。ぐだぐだ言うより、読めと叫びたい。伊坂幸太郎のすごさに痺れた一冊でした。超お薦め!
リンク先
「オーデュポン」:伊藤
「砂漠」:黒澤
「重力ピエロ」:黒澤、伊藤、高橋
「フィッシュストーリー」:河原崎父、親分とタダシ、佐々岡、老人夫婦強盗
「チルドレン」:お面銀行強盗
「陽気なギャングが地球を回す」:映画館爆破未遂事件
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