--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2007

09.27

「愚者のエンドロール」米澤穂信

愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
(2002/07)
米澤 穂信

商品詳細を見る

省エネがモットーの折木奉太郎(ホータロー)、お嬢様で好奇心旺盛な千反田える、相棒で好敵手の福部里志、腐れ縁があり里志に気がある伊原麻耶花、彼ら四人が神山高校古典部メンバー。

えるに誘われて文化祭に出展する二年F組制作のビデオ映画を見ることになった古典部の面々。その映画の仮称は単に「ミステリー」。入須先輩のしっかり見て欲しいの言葉に、メモを取りながら見る彼らだが、映画は途中で終わってしまった。それも密室で少年が腕を切り落とされ死んでいるところで。入須先輩が言うには、脚本をひとりで書いていた本郷さんが倒れてしまい、この先を要求出来ない。だから後を継ぐ者が必要。あの事件の犯人は、誰だと思う?…..続きが気になるえるの一言で、古典部員たちはビデオ映画の事件を解決するには情報が足りない、ならば関係者を呼んで尋問だ、と動き出す。

前作よりもミステリー度は強くなっていますが、これはちょっと無理を感じたというか何というか。ただ、その結末に至る過程や、古典部員のほのぼのとしたやり取りは、読んでいるだけで楽しかった。だけどまあ、この古典部の活動内容って何だろう。これが一番のミステリーだったりして。

そしてこのシリーズで外せないのが、あの人の存在。冒頭の意味不明な通信のやり取りが、ラストでは鳥肌モノに変貌していた。上手い。そしてやられたー。すっかり忘れているところに、爆弾を落とされたような衝撃を受けた。顔がないあの人だけど、一番のインパクトを与える人物だ。そしてその後の「ほうたる」には吹き出してしまった。これにもやられたー。

ミステリーよりも学園ものとして楽しめた一冊でした。

ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

米澤穂信
トラックバック(10)  コメント(8) 

Next |  Back

comments

映画の解答案、こんなにパターンがあるのか~と驚きでした。
米澤さんはいろんなミステリ作品を読まれてるんだろうなぁ~と、そういえば思いました。
次は待望の文化祭ですね~♪

エビノート:2007/09/27(木) 20:49 | URL | [編集]

いや、ほんと。古典部の存在が一番ミステリーです。
でも彼らがあーだこーだ言ってる場面が好きなんです。
しんちゃんが吹き出した「ほうたる」が思い出せなくて、
本棚から発掘しました。吹き出しました^m^

june:2007/09/27(木) 21:40 | URL | [編集]

ほうたる、やっぱり笑えますよねー。わたしも爆笑でした^^
そして妹に言われるまであまり気にしてなかったんですが、お話として無理があるようです。一度しか読んでないので、わたしも再読して検証してみようかな…

まみみ:2007/09/27(木) 22:18 | URL | [編集]

エビノートさん、その前に積読本です(笑)
いい加減に読まないと、熟成しすぎてクサってきます

しんちゃん:2007/09/28(金) 09:38 | URL | [編集]

juneさん、「ほうたる」は反則技ですよね。
米澤さんの上手さにやられました。
古典部の謎はずっと謎のままでしょうね。たぶん。

しんちゃん:2007/09/28(金) 09:45 | URL | [編集]

まみみさんも爆笑しましたか。
これは笑ってしまうよね。もろ、こんなの大好きです。
再読すると、見えなかったものが見えるかも。
検証してみてはどうですか。

しんちゃん:2007/09/28(金) 09:49 | URL | [編集]

「ほうたる」なんだろう…
私、気になります。
とりあえず本は図書館に行かなきゃよめないので
(こういう時図書館派はダメなのよね)
いつかチェックしに行きます。

なな:2007/09/29(土) 23:28 | URL | [編集]

ななさん、千反田えるですね。
一応ツッコミをいれておきます(笑)

書店でラストだけ立ち読みという手もありますよ。
人のいるところで笑ってしまうかもしれませんが。

しんちゃん:2007/09/30(日) 10:11 | URL | [編集]

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可
trackback
この記事のトラックバックURL

愚者のエンドロール 〔米澤穂信〕


愚者のエンドロール≪内容≫「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だ....

2007/09/27(木) 20:14 | まったり読書日記

愚者のエンドロール


愚者のエンドロール米澤穂信「氷菓」に続く古典部シリーズ。さっそく読みました。個人的には「氷菓」の方がおもしろかったし、好きな話です。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」がモットーのホータロー、「自分が興味を....

2007/09/27(木) 21:40 | 本のある生活

「愚者のエンドロール」 米澤穂信


愚者のエンドロールposted with 簡単リンクくん at 2006. 3. 5米沢 穂信〔著〕角川書店 (2002.8)通常2-3日以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る

2007/09/27(木) 22:16 | 今日何読んだ?どうだった??

「愚者のエンドロール」米澤穂信


愚者のエンドロール米澤 穂信夏休み、「氷菓」を作る為に集まった古典部の4人。千反田がお願いがあると言い出した。2年F組有志によるビデオ試写会に一緒に行って欲しいというものだった。それは廃村で起きた殺人事件。だけど殺人が起きたところで映像は切れ、脚本家が病気

2007/09/29(土) 23:28 | ナナメモ

『愚者のエンドロール』米澤穂信


愚者のエンドロール 米澤穂信/角川スニーカー文庫文化祭の準備に追われる古典部のメンバーが、先輩から見せられた自主映画。廃屋で起きたショッキングな殺人シーンで途切れたその映像に隠された真意とは!?前作である『氷菓』の続編になります。と言ってもシリーズというだ

2007/10/09(火) 22:02 | ひなたでゆるり

愚者のエンドロール 米澤穂信


カバー写真は清水厚。カバーデザインは岩郷重力+WONDER WARKZ。古典部シリーズ2作目。 古典部のメンバーが見せられたのは、廃屋での殺人場面で途切れた自主映画。えるの知人で先輩の入須冬実の頼みで古典部はこの結末を推

2008/01/24(木) 00:50 | 粋な提案

米澤穂信『愚者のエンドロール』


愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)米澤 穂信角川書店このアイテムの詳細を見る 今回は、米澤穂信『愚者のエンドロール』を紹介します。古典部シリーズ第2弾です。あとがきによると、本作はバークリー『毒入りチョコレート事件』への敬意と愛情を持ってかかれたそ

2010/08/17(火) 18:18 | itchy1976の日記

古典部、再び!


小説「愚者のエンドロール」を読みました。 著者は 米澤 穂信 「氷菓」に続く 古典部シリーズ2作目 脚本家が倒れ 犯人がわからない ミステリーの自主映画の真相を探る 前作と同じく、古典部のメンバーの キャラの良さ、楽しさが魅力ですね ストーリー、ミステリーと...

2012/06/25(月) 20:27 | 笑う社会人の生活

小説『愚者のエンドロール』 ─ 心理コントロールとプロデュース能力に魅せられる ─


─ 小説『愚者のエンドロール』著:米澤 穂信 ─ アニメ『氷菓』もそろそろこの『愚者のエンドロール』のエピソードまで終わった頃でしょうか。小説『氷菓』を読んだ後、すぐさま ...

2012/07/08(日) 08:43 | Prototypeシネマレビュー

米澤穂信 「愚者のエンドロール」


JUGEMテーマ:読書感想文   ◆古典部シリーズ    試写会の件は、てっきり入須冬実が   千反田えるを操り、折木奉太郎を巻き込んだ   と思いこ

2012/10/15(月) 21:06 | こみち

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。