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    2007

10.01

「安楽椅子探偵アーチー」松尾由美

安楽椅子探偵アーチー (創元クライム・クラブ)安楽椅子探偵アーチー (創元クライム・クラブ)
(2003/08)
松尾 由美

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母さんから十一歳の誕生日プレゼントを自分で買うように大金を預かった及川衛は、これまで欲しかったゲーム機を買いに行く途中で、気になるひじ掛け椅子を骨董店で見つけた。家に配送してもらった椅子で転寝をしていると、椅子の見る夢と衛は突然リンクをしてしまう。実はその椅子は言葉が話せて、名探偵ばりの推理力を持っていた。

「首なし宇宙人の謎」
4つの短編集になっているのだが、第一話の「首なし宇宙人の謎」は、衛少年と椅子の出会い、クラスメイトに起こった謎、椅子にアーチという名前が付けられるまでが描かれている。これはミステリというよりも、作品紹介にほとんどが当てられている。衛はこんな少年ですよ、椅子はこんな来歴で日本に来ました、衛の同級生にはミステリ好きの野山美紗という女の子がいますよ、という今後のお話への布石です。

「クリスマスの謎」
酔っ払いに因縁をつけられた男が、お巡りさんが現れたというので姿を消してしまった。しかも片っぽの靴を捨ててまで逃げた。その靴を何故か衛の父が家に持ち帰り、靴の持ち主をアーチが推理する。

「外人墓地幽霊事件」
社会見学で外人墓地を訪れた衛たちだが、野山美紗が暗号のような貼紙を見つけてあれこれと推理する。その後も野山美紗は執拗に貼紙の内容にこだわり続ける。

「緑のひじ掛け椅子の謎」
アーチが再会を願っている、上海で別れた二番目の椅子の持ち主の市橋信吾を探すと共に、アーチが何故考えたりしゃべったりできるようになったかに迫る。


「九月の恋と出会うまで」を読んで、松尾さんが気になったのでこの本を読んでみた。ファンタジックなものかなあと思ったが、椅子がしゃべって推理するというぐらいで、まったくややこしいものでは無かった。ただ正直に言うと、読み進めていくと飽きてきた。野山美紗が話すたびにまどろっこしくて、ストーリーを追うことに集中出来ないのである。ミステリではかきまわす役どころが出てくるのは多いものだが、この野山美紗が好きになれなかった。アーチと衛がホームズとワトスンの関係みたいに、純粋に謎を追っていくものなら、もっと楽しめたと思う。そこら辺がちょっと残念だった。

それ以外は面白かったです。推定六十歳のアーチと十一歳の衛のほのぼのとした会話や、最終話で明らかになるアーチの謎。それに再会場面は良かった。他にも靴を持って帰ってくる父さんや、その靴を調べる衛、といったユーモア。臭そうなところが想像できて笑えてしまった。

続編があるみたいだけど、今はいいかなという感じ。いずれは読むだろうけどね。
面白かったですが絶賛は出来ず、という感じの作品でした。野山美紗が少しねえ。

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松尾由美
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comments

 こんばんは♪

 野山美紗、よっぽど気に入らなかったんですね。
 そう悪いコじゃないんだけどなぁー(笑)

 「緑のひじ掛け椅子の謎」 は、ウルッとなりました。

miyukichi:2007/10/01(月) 21:21 | URL | [編集]

miyukichiさん、こんにちは。
活発で元気な女の子なんだけどねえ。
かき回しがうるさく感じました。

「緑のひじ掛け椅子の謎」 は、良かったです。

しんちゃん:2007/10/02(火) 09:22 | URL | [編集]

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安楽椅子探偵アーチー/松尾由美 [Book]


 松尾由美:著 『安楽椅子探偵アーチー』 安楽椅子探偵アーチー松尾 由美東京創元社このアイテムの詳細を見る 現場に出ていかず、部屋にこもって椅子に座ったまま 事件を解決する探偵のことを 「アームチェア・ディテクティブ」、 すなわち「安楽椅子探偵」といいます

2007/10/01(月) 21:16 | miyukichin’mu*me*mo*

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