2007年10月03日 (水) | 編集 |
![]() | 亡霊は夜歩く<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫) (2007/01/12) はやみね かおる 商品詳細を見る |
亜衣、真衣、美衣たち三つ子が通う虹北学園には、不思議な4つの伝説があった。「時計塔の鐘が鳴ると、人が死ぬ」「夕暮れどきの大イチョウは人を喰う」「校庭の魔法円に人が降る」「幽霊坂に霧がかかると、亡霊がよみがえる」
あと一週間で学園祭という日、ずっと壊れていた時計塔の鐘が鳴りだした。そして文芸部のワープロ内にあったフロッピーから亡霊のメッセージが見つかり、それらが起こると予言していた少女がいた。そしてまた、校庭に描かれた巨大な魔法円が現れる。それら伝説は、かつて文芸部にいた染井芳野という人が考えたもので、彼女は校則のために自殺をしていた。
ミステリについて点数はやれません。亡霊にしろ、助けていた人物にしろ、すぐにわかってしまったから。それにトリックや動機も納得いくものではなかった。というか、子供向けの本書に対して、バッサリ斬ってしまう自分が大人気ないだけ。
それ以外の学園ものとしては面白かったです。新たに登場した亜衣の同級生のレーチ(麗一)。彼のぶきっちょな恋や、それを気づかない亜衣の鈍感さには、微笑ましくてくすぐったかった。それに学園祭を成功させようとする彼らの姿も爽やかで良かったです。
前作と比べて教授こと夢水清志郎は随分ふつうになっていた。相変わらずぐうたらだし、よく食べるし、謎も自己完結して中々明かさない。だけど前作みたいに浮いた存在ではなく、ふらふらしているんだけど、作品に対して地についていた。
本書は料理に例えた主菜の亡霊事件とは別に、前菜とデザートにあたる短い二つの短編が収録されている。前菜は堤防沿いの田んぼで見つかったミステリーサークルの謎。デザートは部活帰りの亜衣になぜか優しく食べることを勧める姉妹と教授。これらも謎自体は小粒だが、三つ子や教授のやり取りが面白く、ふつうに楽しむことが出来た。
強いミステリを望まず、彼女たちの学園物語として読むのなら、大人でも充分に楽しむことが出来るだろう。そんな一冊でした。
この記事へのコメント
そう、ミステリーとして読むとがっかり、なんてことが
このシリーズには多いんですが、
ミステリーとして読まなければまずまずだと思います。
まぁ、青い鳥文庫で、小中生向けなので、複雑な謎は
必要ないかも知れないです。
でも、亜衣たちの通う中学校もありえないほどの
学校です。
現実離れしていて途中で苦笑する場面も多々ありましたが、
決して面白くないわけではありません(笑)
このシリーズには多いんですが、
ミステリーとして読まなければまずまずだと思います。
まぁ、青い鳥文庫で、小中生向けなので、複雑な謎は
必要ないかも知れないです。
でも、亜衣たちの通う中学校もありえないほどの
学校です。
現実離れしていて途中で苦笑する場面も多々ありましたが、
決して面白くないわけではありません(笑)
す〜さん、読み方次第で面白くも読めるし
物足りなく感じる作品だと思います。
一冊目を読んだときにそう感じたので
今回はミステリではなく、お話として楽しみました。
物足りなく感じる作品だと思います。
一冊目を読んだときにそう感じたので
今回はミステリではなく、お話として楽しみました。
2007/10/07(Sun) 10:08 | URL | しんちゃん #-[ 編集]
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名探偵夢水清志郎シリーズ第2弾。今回の舞台は亜衣たち3姉妹が通う中学校。亜衣・真衣・美衣が通う虹北学園には、四つの伝説がある―「時計塔の鐘が鳴ると、人が死ぬ。」「夕暮れどきの大イチョウは人を喰う。
2007/10/07(Sun) 07:33:44 | My Favorite Books
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