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    2007

10.14

「密室の鍵貸します」東川篤哉

密室の鍵貸します (光文社文庫)密室の鍵貸します (光文社文庫)
(2006/02/09)
東川 篤哉

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烏賊川市大映画学科三年生の戸村流平は、映像関係の仕事につきたいと、IKA映画社の総務部に所属する茂呂耕作に、入社希望の旨を打ち明けた。二人の結びつきは二年前、茂呂の卒業制作としてドラマを撮ったときに、助監督兼照明助手兼撮影助手兼記録担当をして以来ずっと続いていた。早々に内定を貰った流平だが、カノジョだった紺野由紀に、「夢がない。意気地がない。腰抜け。弱虫。アホ。スケベ。へたくそ」と手ひどく振られてしまった。

そして事件が起こる。流平が茂呂先輩のアパートを訪ねて、レンタルした映画「殺戮の館」を観ていたころ、近くに住む元カノジョ、紺野由紀が背中を刺され、四階から突き落とされ死んだ。そして一緒だった茂呂先輩も、流平が気づかぬ間に、浴室で刺されて殺されていた。二つの殺人事件の容疑者になった流平は、警察の目を逃れながら、元・義理の兄だった探偵の鵜飼杜夫を頼った。

この探偵の鵜飼は、最初はなんとも頼りない。流平の説明を聞いて、探偵小説を持ち出すぐらいの素人。だけど好奇心は旺盛で、依頼者のはずの流平をワトソン役に命じて、「犯人は現場に戻る」とサラリといい、流平が逃げてきたばかりの茂呂のアパートへ向う。一方の砂川警部と志木刑事は、流平たちの後手にまわりながらも、二人の距離を詰めていく。

本書は本格ミステリだから、トリックやオチには触れませんが、溢れるユーモアや炸裂するギャグなどが素晴らしい。ここまで笑わせられると、芸術点をあげたくなる。これらもネタなので書きませんが、すごく面白かったです。流平と鵜飼の会話や、砂川警部と志木刑事の会話が、すごくセンス良い?笑いを誘ってくる。硬くなりがちな本格物を、コミカルな文章、巧なユーモアで読ませるのは、上手いなあと思った。

だけど事件の結末は、むむむというもので、少し物足りなかった。だけどそれまでの、仮説を組み立てるが破れるという、ああだこうだというやり取りは面白かったです。ミステリ初心者や、面白い本が読みたい、という方にはいいんじゃないでしょうか。笑って笑って、笑える一冊でした。

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東川篤哉
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comments

こんにちわ。
図書館で見かけて、面白そうだなぁと思っていたんですよ。
純粋に楽しめそうですね。
チェックしておきます!

ia.:2007/10/14(日) 16:09 | URL | [編集]

ia.さん、こんにちは。
すごくユーモアのあるミステリでした。
ia.さんにも気に入って貰えたら、いいなあと思います。

しんちゃん:2007/10/14(日) 16:30 | URL | [編集]

一度読み始めて、ストップしたんですが....

しんちゃんの言葉を読んで、ちょっと思い直したんで、機会があれば再トライします。

west32:2007/10/14(日) 21:02 | URL | [編集]

west32さん、こんにちは。
ユーモア小説だと思って読めばどうでしょう。
軽く読めるので、機会があればぜひ。

しんちゃん:2007/10/15(月) 11:01 | URL | [編集]

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