2007年11月23日 (金) | 編集 |
![]() | いつか、僕らの途中で (2006/02) 柴崎 友香田雜 芳一 商品詳細を見る |
山梨の高校で教員をしている男性と、京都の大学で修士二年目の女性が、遠く離れた地で手紙のやり取りをする。四季によって変わるさまざまな風景と共に、遠距離恋愛の遭いたいという感情を抑えつつ、好きな相手を大事に思いながら近況を綴る。
男性の文を田雜氏が担当し、女性の文はもちろん柴崎さん。それに文だけでなく田雜氏のイラストが全ページに渡って描かれており、視覚としてもイメージを膨らませていく。
手紙形式の短い文章で薄い本だが、優しい気持ちにさせてくれ、愛おしさと切なさがすごく心に浸み込んでくる、とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
ここから独り言。
遠距離恋愛をしたことがないのでよく分からないのだが、こんな風に抑えた手紙のやり取りが出来るのだろうか。もっと遭いたいという泣き言のような思いや、ちょっとエッチっぽい文言を入れたりという風なのを想像するんだけど。
だけど、手紙のやり取りっていいと思う。もちろん電話で連絡もしているだろうし、今ならメールのやり取りが当たり前なんだけど、でもこういう古風な繋がりって、なんか素敵やなーと憧れる。手紙を書きながら相手を想い、書き直しては相手を想い、ポストに投函するときに相手を想い、そろそろ手紙が着く頃と相手を想う。
想像するだけでヨダレが出そう。
別に遠距離恋愛がしたいとは思わないけど、こんなロマンチックは好きだーーー!
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