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    2007

12.23

「彩乃ちゃんのお告げ」橋本紡

彩乃ちゃんのお告げ彩乃ちゃんのお告げ
(2007/11/03)
橋本 紡

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彩乃ちゃんに関わった三人の人たちの物語。

「夜散歩」
智佳子はなぜだか教主さまを預かることになった。教主さまの名前は彩乃ちゃんといって、小学校五年生の女の子だ。真直ぐの髪の彩乃ちゃん。化粧品が大好きな彩乃ちゃん。智佳子の胸辺りまでしか背丈がない彩乃ちゃん。彼女は偉い偉い教主さまらしい。でも仲良くなってみると、拍子抜けするほど彼女は普通だった。テレビを観たがるし、ゲームをしたがるし、彼女が教主さまだなんて、どうにもピンと来ない。しかし。

「石階段」
四大への進学を希望している高校三年生の徹平は、NPO法人がやっている里山再生のボランティアに参加し、毎日土中に埋まった石階段を掘り出していた。そこに、山のすぐ横に住んでる石井さんが預かった子で、時折こちらにやって来る女の子がいた。彩乃ちゃんという少女だった。彼女が新興宗教の偉い教主さまだなんて、徹平はまったく信じられなかった。しかし。

「夏花火」
小学五年生の佳奈たち家族が、この町に引っ越してきたのは去年の春だった。新築の家を買ったのだ。その家に佳奈と同い年の彩乃がやって来た。事情があって、お父さんがしばらく面倒を見ることになったそうだ。彩乃は佳奈の部屋で一緒に過ごすことになった。

彩乃ちゃんが誰かの人生に関わって、ほんのちょっとだけ方向を変える。それでその人たちが少し幸せになる。なんか出来すぎのようなストーリーだけど、すごく良かった。出てくる人たちは淡白なんだけど、ちょっぴり悩んでいる。その人たちが彩乃ちゃんと出会い、ぽんと背中を押されるように、彼女の不思議な力に導かれて前進していく。愛ですね。友達愛とでも言うのでしょうか。それぞれの作品で味わえる余韻が素晴らしい。温かくて、優しくて、ほのぼの。いいな~。

この作品の続編を読みたいと思うのは、自分だけではないだろう。これは何としても橋本さんに頑張ってもらって、続きを書いてもらわなくては。すごく良いお話で、胸がキュンとなる素敵な作品でした。お薦め。


TBさせてもらいました。「今日何読んだ?どうだった??」

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橋本紡
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comments

しんちゃん、こんばんは。
お薦めのこの本読みました。
いや~ん。読まず嫌いしちゃってました。
ありがとうございました。
これから少しずつ遡って読んでいきます。

ブログにしんちゃんの名前出しちゃいました。
ご迷惑だったら消しますので。

なな:2008/02/25(月) 20:44 | URL | [編集]

ななさん、こんにちは。
喜んでもらえたようでほっとしました。
名前はもちオッケーですよ。
いい本は多くの方に読んで欲しいですね。

しんちゃん:2008/02/26(火) 11:54 | URL | [編集]

彩乃ちゃんのことを考えるとちょっと切なくなってしまうんですが、暖かくて優しいお話ですよね。
私も続編読みたいです。

june:2008/03/30(日) 01:00 | URL | [編集]

juneさん
ちょっと切ないですが、友情の証を大事にする彩乃ちゃんにキュンときました。
続編は読みたいですよね。この声よ、橋本さんに届け!

しんちゃん:2008/03/30(日) 22:58 | URL | [編集]

切なさや淋しさを自分の役割としっかりと認識している彩乃ちゃん。
でも、少しだけしあわせをもらった人たちはきっと
いつまでも彩乃ちゃんとであったことを忘れないのでしょうね。

続編、わたしも読みたいです。

ふらっと:2008/04/11(金) 06:40 | URL | [編集]

ふらっとさん
役割というか運命を受け入れてるというか、彩乃ちゃんが健気でしたよね。
そんな彩乃ちゃんに出会った人たちは、彼女を忘れないで欲しい。
続編が読みたーい。この声よ、橋本さんに届け!二度目^^;

しんちゃん:2008/04/11(金) 20:44 | URL | [編集]

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