「完全無欠の名探偵」西澤保彦
2006年11月22日 (水) | 編集 |
完全無欠の名探偵 完全無欠の名探偵
西澤 保彦 (1998/05)
講談社

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山吹みはると会話をすると、過去に経験した自分でも気づかなかった事を思い出す。
白鹿毛グループ総帥の孫娘りんは、なぜ大学を卒業しても高知を離れないのか。
その謎を知るために、みはるは知らないうちに高知に飛ばされる。

章ごとに各人物の謎が解明されていくのだが、それらがリンクしているのだ。
それらが埋まっていき最後の1ピースでパズルが完成。 
ばんっ!と見事に嵌るのだ。 う〜ん、気持ちいい。爽快だー。

ミステリだが、誰も謎解きをしないのが本書の特徴。
ただ登場人物がみはると会話するうちに、自分はこう思っていたのかと気づく。
そう、答えがあっているのかでは無く、各人が自己完結をするのだ。

それらがずーっと続くだけだが、これが読ませるんだよ。
会話主体でまったく飽きがこず、ラストまで一気読みをしてしまった。

小さな綻びを少しづつ紐解くミステリィも面白い。
だがこういう大掛かりな仕掛けのミステリィを読むと、ようやった!!と感心なのだ。
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