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    2008

01.12

「銃とチョコレート」乙一

銃とチョコレート (ミステリーランド) 銃とチョコレート (ミステリーランド)
乙一 (2006/05/31)
講談社

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大金持ちの豪邸から英雄の金貨が盗まれた。そして数ヵ月後には、白銀のブーツが盗まれた。現場に残された赤いカードには「GODIVA」の文字。怪盗ゴディバの犯行だった。

移民の子に生まれたリンツ少年のヒーローは、探偵のロイズ。首都で起こる事件とロイズの活躍にいつもわくわくしていた。ある日、リンツは亡き父さんが買ってくれた聖書の表紙の中から、折りたたまれた紙を発見した。それはどこかの地図で、盗まれた英雄の金貨の絵が地図に描かれていたことでリンツは確信した。地図を描いた人物こそ、怪盗ゴディバに違いないと。リンツは憧れの探偵ロイズに手紙を書いた。それが、冒険、いや悪夢の始まりだった。

ドラマチックな展開。善悪が混濁した世界観。やはり乙一は一筋縄ではいかぬ。つうか、これをネタバレなしにどうやって書けというんだ。二転三転するストーリーは確かに面白い。健気なリンツくんや、逞しいお母さんもかっこいい。だけど、これを子供が読むと人間不信になるかも。信じていた世界が一気に崩れるし、差別があらゆるところに蔓延している。それに狂気をもった人物も。うーん、これ以上はネタバレなしでは書けない。

大人が読む分には問題ないけど、子供が読むにはキツイのではないかと思った。それに平田秀一氏のイラストは大人が見ても怖かった。しかし、現実の子供は普通に「ZOO」を読んで読書感想文を書く子がいるそうだし、たぶんアリなんでしょう。この作品は「うつのみやこども賞」を受賞している。この賞の基準は、小学5・6年生が「友達にすすめたい本」だそうです。だけど、本書はちょっと黒すぎに思えた。でも受けいれられているんだよな。

唐突ですが、乙一さんのあとがき「わたしが子どもだったころ」を参考に遊んでみます。

わたしが子どもだったころは、毎日泳ぐことが当たり前の生活でした。
学校の水泳部で泳ぐだけでなく、帰宅後に毎週5日間スイミングで泳ぐ。
夏はゴーグル焼けで目の周りだけが白く、メガネザル状態。
体育の授業では、何故か先生の隣に立たされ、ラジオ体操の見本をさせられました。
運動ができる人というレッテルを貼られ、目立つことを強要され、それが苦痛でした。
その反動からか、肩幅が広く、首の太い、筋肉質の読書オタクが出来あがってしまいました。

こういうのを本の感想からの逃避という。
作品は乙一らしくて面白かったです。

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乙一
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comments

しんちゃん☆こんにちは
いい人、悪い人、いろんな人が世の中にはいるのだと知るという意味では、子供向けなのかもしれないけど。
子供向けのフリをした大人向けの物語だったかも?なんて思いますよね。
怪人二十面相っぽいブラックな感じに、とても好感を持ちました。(^^)v

Roko:2008/01/12(土) 14:02 | URL | [編集]

しんちゃん、こんばんは。
「ZOO」を読んで感想文を書くんですか…
へぇ~
この本を読んで私はチョコが食べたくなりました。

なな:2008/01/12(土) 21:45 | URL | [編集]

自分らが考えるとシュヴナイルとしては黒すぎますが、
子供たちって大人が考えるより怪談やグロテスクなものほど
好きだったりしますので受けがよかったのかもしれません。

ミステリー的にはそれほど難解だと感じませんでしたが、
乙一さんらしいどんでん返しを楽しめました。

リベ:2008/01/12(土) 21:51 | URL | [編集]

乙一は、
「ZOO」のDVDを観ただけです。。。
「SEVEN ROOMS」が怖かったですねぇ。。。


ちなみに、あたしもしんちゃんといっしょ★
水泳の合宿なんて拉致でした( ̄∇ ̄;)
あたしらは、
メガネザルじゃなくて「逆パンダ」って呼んでました
(○o○)
体育の水泳の時間は、
いっつもあたしが飛び込みの見本でした。
ま、いいですけど、、、


ちなみに、ちなみに、
14日、あたしのコーチの寒中水泳を見に広島まで行ってきます。
一緒に泳いでもいいぞと言われてますが、
絶対に、水着持って行きません(* ̄∇ ̄*)


つたまる:2008/01/13(日) 01:31 | URL | [編集]

Rokoさん、こんにちは。
ミステリーランドはその辺の境界が曖昧ですよね。
児童作家じゃない作家が描く児童書だからかな。
でもミステリーランドって面白いっすね。

しんちゃん:2008/01/13(日) 12:25 | URL | [編集]

ななさん、こんにちは。
そうみたいですよ。今の子ってすごいよね。
その「ZOO」の感想文を読んでみたいな~と思ってます。
チョコ食べてましたね。

しんちゃん:2008/01/13(日) 12:29 | URL | [編集]

りべさん
マンガの影響があるのかもしれませんね。
うちらの年代も「北斗の拳」や「バスタード」があったし。

オチの肩透かしなんかは想像できたけど
ミステリーとしては面白かったですね。

しんちゃん:2008/01/13(日) 12:33 | URL | [編集]

つたまるさん
「SEVEN ROOMS」の映像は怖そうですね。
あれが流れてくるのかな。うー、気持ちが悪い。

一緒に泳げばいいのに(笑)
でも何が楽しいんだろう…、とポツリ。

しんちゃん:2008/01/13(日) 12:37 | URL | [編集]

こんにちは♪
TBさせていただきました(^o^)

そうですねぇ。確かに子供に読ませるには
衝撃的な場面や展開が多すぎるように思いますが、
私は逆にだからこそ読んでほしいな~と感じました。
世の中そんなに甘くないヨ・・・と、ある意味
厳しい現実を教えられているような気がして
そのへんを今の子供たちが読んだら
どう感じるかな、、と思いまして・・・。

しんちゃん、↑によると
>肩幅が広く、首の太い、筋肉質の読書オタク
なのですか♪(^o^)

じゅりん:2008/01/15(火) 10:20 | URL | [編集]

じゅりんさん、こんばんは。
へ~~、そういう意見もあるのか。
ヒーローが実は悪役って、結構ショッキングじゃないすっか。
ルパンとかみたいに泥棒が主人公なら別だけど
そういう裏切りって、ありなのかな~と思いました。

水泳選手って着る服が困るんですよ。
既製品では肩や首が苦しいの。あとお尻も。

しんちゃん:2008/01/15(火) 19:44 | URL | [編集]

こんばんわ。
これは、ネタバレなしに書くのは難しいですよね。
流れが自然で、普通の児童書を読んでいる気分でした。
でも勧善懲悪じゃないところが、乙さんっぽいですね。
これ、好きだなぁ。

ia.:2008/02/15(金) 00:22 | URL | [編集]

ia.さん、こんにちは。
展開がころころ変わる作品は書きにくいよね。
普通の児童書ですか??うーん、どのあたりが…。
でも乙一らしい黒でしたね。

しんちゃん:2008/02/15(金) 11:36 | URL | [編集]

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