「サマースクールデイズ」深沢美潮
2008年01月17日 (木) | 編集 |
サマースクールデイズ (ピュアフル文庫)サマースクールデイズ (ピュアフル文庫)
(2006/06/01)
深沢 美潮

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マイ ネーム イズ 沢村千里。チサトって読む。アイム 16 イヤーズ オールド。引っ込み思案でなかなか言いたいことを言えない千里は、入ったばかりの高校も休みがち。高校一年の夏休み、東京の都心からちょっと離れたアメリカンスクールで行われるサマースクールに、母にすすめられ参加することになった。爽やかなハーフの少年・ジャスティンと出会い、ドキドキドキドキ。大阪から来た有起という友達もすぐにできた。しかし、同じクラスには瑞穂のグループがいた。幼稚園からの幼なじみで仲が良かったのに、ある日を境に、あれこれ悪口を言いだした瑞穂がいる。目の前が暗くなる。最悪…。

女の子特有の心の揺れ、感性、恋心、そしてイジメ。女の子なら誰もが経験するお話なのだろう。しかし、男ってこういうのを知らずに育っていく。だから、女の子どうしのジメジメした喧嘩や、陰湿なイジメなど、よくわからない、というか理解できない。気に食わない相手を無視するのは分かる。その相手が楽しそうにするのにムカツクのも分かる。だからといって面と向かって悪口を言ったり、他の人にあることないこと嘘を吹き込んで、落としいれようとする陰険さを発揮するのはなぜ。まあ、男には永遠に分からないのが、乙女心と女性のハート。

でも作品としては面白かったです。主人公のちーちゃんに共感はできずだが、読みやすい文章だし、展開もはやいし、馴染みないサマースクールの明るさも良かった。それになんと言っても、一人の少女が成長していく姿が気持ちいい。本書は男諸氏にはお薦めできませんが、女子や女性が読むと感情移入できるんじゃないでしょうか。少女時代を懐かしがって読むのもいいし、等身大の存在として女の子が読むのには良いと思う。ちーちゃんのピュアな心に、みずみずしさを感じることができるだろう。たぶん。

コメント
この記事へのコメント
 はじめまして。結構、女子や女性が共感できるような内容なのですか。僕は男なんですが、深沢美潮という作家はなじみがあって、この作家の書くファンタジーでない世界の作品も読みたいと思っているので、『サマースクールデイズ』も読んでみたいのですが、ピュアフル文庫、というのは一体どこの文庫なんでしょうか? しんちゃんさんは書店で買われたのですか?
2008/01/18(Fri) 03:02 | URL  | SAGA #-[ 編集]
SAGAさん、はじめまして。
ピュアフル文庫というのは、ジャイブという出版社の文庫本です。
あさのあつこさんの「The MANZAI」を見かけたこと無いですか?
YAが充実した、これからの文庫ですね。

出版社のリンクを貼っておきます。
http://pureful.jive-ltd.co.jp/release.html

小さな書店では入手が難しいかもしれません。
「The MANZAI」があれば、その近辺にあるかも。
ラノベが充実してる書店なら、たぶん手に入ると思います。

ちなみによく行く書店には売ってま〜す。

2008/01/18(Fri) 19:47 | URL  | しんちゃん #-[ 編集]
 ああ、あさのあつこさんの「The MANZAI」。僕がよく行く書店はどうだろう? ともかく、ご親切にありがとうございました。
2008/01/19(Sat) 08:45 | URL  | SAGA #-[ 編集]
SAGAさん
いえいえ、また遊びにきて下さいね。
2008/01/19(Sat) 13:06 | URL  | しんちゃん #-[ 編集]
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