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    2008

02.01

「ZOKUDAM」森博嗣

ZOKUDAMZOKUDAM
(2007/07)
森 博嗣

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ロミ・品川は遊園地にやって来た。会社で配置換えになって、その新しい職場が遊園地の中にあるのだ。その入り口を探していると、新入社員のケン・十河と合流し、二人は遊園地の地下にある鋼鉄製のドアの前に立った。そこには銀色のアルファベットが並んでいた。ZOKUDAM。その扉の向こうにはバーブ・斉藤と黒古葉博士、そして赤と青の巨大な二体のロボットが待っていた。戦士として選ばれた二人は、このロボットで怪獣と戦うらしいのだが。

一方、同じ遊園地の駐車場に、まだ残っている一台のワゴン車があった。その車のサイドには小さくアルファベットが並んでいた。TAIGON。組織のトップである木曽川大安博士の孫娘、永良野乃と研究者の揖斐純弥の二人が、車内でロミたちの会話を盗聴していたのだ。そして彼らもまた、ロボットを製作していた。

すべては予定調和。対立と協調の相互作用が効いた、静かな戦いが始まった。Zシリーズ。
二作目です。

ぷぷぷっ、なんじゃこらー。タイトルを見て、あのアニメを想像するだろうが、それは大きな間違いだ。確かにモビルスーツ風ロボットはでてくるが、派手な戦闘シーンはまったくない。というよりも動かない。いや、地下の空間に閉鎖されているから動かせない。そんなロミ・品川たちに待っているのは、分厚いマニュアルと格闘したり、基地内の雨漏りと戦ったり、ケンを誘惑しようとロミが仕掛けたり、ロミと野乃が言い争ったり、と脱力系的な戦いばかり。

本書は森博嗣による楽屋オチ的なジョーク作品だ。言葉遊びやオタクネタ、登場人物の妄想に、寒いスベったボケ。これを面白いと思うかくだらないと吐き捨てるかは読者しだい。幸いにも自分は面白く読めたが、好き嫌いは別れるだろう。

コンクリートを研究する理系の助教授らしさが、本書には溢れていた。雨漏りで地下が増水する場面や、人間を模したロボットの動きのぎこちなさ。特にロボットの動きの解説には笑えた。それに趣味の模型についての軽い薀蓄にも、優しい笑みを浮かべてしまう。森ファンだからねぇ。

最近また放送が始まったヤッターマンだが、あのバカバカしさが好きなら楽しめるかも。森博嗣が好き、古いベタなアニメが好き、などなど制限はあるかと思うが、現実的なロボットってこんなもんだと理解しながら読めば、失笑しつつも満足できるのではないかと思った。

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「ZOKUDAM」 森博嗣著


―内容(「BOOK」データべースより)― ロミ・品川とケン・十河が配属された、遊園地の地下にある新しい部署には、真新しい二体のロボットがあった。部署の扉には「ZOKUDAM」の文字が…。戦士として選ばれた二人は、このロボットで怪獣と戦うらしいのだが、さて。Zシリー...

2008/02/01(金) 15:09 | とにかく読書。

森博嗣『ZOKUDAM』


森博嗣『ZOKUDAM』~光文社、2007年~ 『ZOKU』の続編…と思っていたのですが、パラレルワールドというか、登場人物は一緒なのですが、設定は違っていました。Zシリーズというみたいですね。 配置換えで、遊園地の地下にある組織ZOKUDAMに入ることに...

2008/02/02(土) 07:38 | のぽねこミステリ館

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