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    2008

02.11

「あやつられ文楽鑑賞」三浦しをん

あやつられ文楽鑑賞あやつられ文楽鑑賞
(2007/05)
三浦 しをん

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まずお断りですが、文楽についての説明は省きます。気になる方はここ「仏果を得ず」をどうぞ。

今まで読んだエッセイの中で一番面白かったです。これは先に「仏果を得ず」を読んでいたのが関係あると思う。先に小説という媒体を通して文楽の世界に触れていたので、ふつうなら取っ付きにくいだろう古典にも、す~っと入っていくことができた。

演者さんと呼んでいいのかわからないが、三味線、人形、太夫さんたちのインタビューは、銀大夫師匠や兎一兄さんのインタビューとして読めるし、「仏果を得ず」のモデルになったあれこれが書かれていたり、「仮名手本忠臣蔵」や「女殺油地獄」という演目の、三浦版の解釈やツッコミが入った指摘が楽しめる。なにより三浦さんの乙女度全開のテンションの高さに、こちらまで楽しくなってくる。

まるでアイドルに会ったようなインタビューだが、三味線の鶴澤燕二郎さんこと六世鶴澤燕三さんって、絶対に兎一兄さんのモデルですよね。それに愛媛県の内子座では、出演者のみなさんが楽屋から出て、屋外の縁台で開演前のひとときを過ごしているなんて、そのまま小説内に同じ描写があったし。と一つの作品ができるまでの取材としても、楽しんで読むことができた。これらは「仏果を得ず」→「あやつられ文楽鑑賞」の順に読むと楽しめる。出版順に「あやつられ文楽鑑賞」→「仏果を得ず」と読んだ方はさぞ残念なことだろう。

「仮名手本忠臣蔵」に関連した本は井沢元彦で読んでいたが、三浦版の解釈はすごくわかりやすかった。ノリノリの文章でストーリーをなぞり、三浦さんにツッコミを入れられた江戸時代の風習や人物たちに親近感がわき、ある程度は知っていた内容けど、こんなお話だったのかとあらためて知ることができた。これだけでもお得でした。

とにかく文楽愛がぎっしり詰まり、読者にも文楽への愛をわけてくれる。「仏果を得ず」で文楽に興味を持ち、さらに文楽鑑賞に行きたいと思うようになった。せっかく文楽の聖地である大阪に住んでいるのだから、今年は絶対に見に行くぞう。前にも同じことを言ったような記憶があるが…温かくなったら必ず行くぞー。おーう!

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三浦しをん
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comments

こんばんは。
「仏果を得ず」→「あやつられ文楽鑑賞」
これが正しい順番ですよね。
出版順、気遣ってほしかったなぁ。

そうそう、文楽といえば大阪ですもんね。
ぜひとも観に行ってください!

なな:2008/02/11(月) 21:40 | URL | [編集]

出版順に読んだんですけど、記憶に残っている部分が多かったので、結構楽しめました。
『仏果を得ず』を読んでいる時に内子座出てきた~♪とニヤリとなったりね。
でも、もう一回2冊とも読み返したいなぁ~。
文楽、観に行きたくなりますよね~
大阪に住んでいるしんちゃんが羨ましいっ!!

エビノート:2008/02/11(月) 23:16 | URL | [編集]

私は、出版順に読んじゃいました。
たしかに、『仏果~』の方が、より楽しめたかもしれませんね♪
また読み返したいです。

percy:2008/02/12(火) 09:24 | URL | [編集]

ななさん
逆読みの方がいいこともあるのですね~。
偶然ですがラッキーでした。

はーい、行っちゃいますよ♪

しんちゃん:2008/02/12(火) 19:31 | URL | [編集]

エビノートさん
過去の実績がある方はやはり違う。キラン☆
内子の場面はそのまんまでしたね。
まったく同じやん、とツッコミ入れましたもん。

これぞ、地の利で~す。

しんちゃん:2008/02/12(火) 19:35 | URL | [編集]

percyさん
普通は出版順に読みますよね。
しをんさんのエッセイ・ファンじゃなかったので
あえてパスしていました。結果オーライです。

しんちゃん:2008/02/12(火) 19:39 | URL | [編集]

こんばんは。
しをんさんの乙女度全開なキラキラ感がとっても可愛らしく思えますね。
文楽鑑賞ぜひぜひ行って感想を聞かせて下さいませ。
大阪行きたい!文楽観たい!たこ焼き食べたい!

雪芽:2008/02/12(火) 22:41 | URL | [編集]

私も「仏果」を先に読んだから、この本も楽しめるね~。
借りなきゃ~。ワクワクー。

まる:2008/02/13(水) 00:42 | URL | [編集]

雪芽さん、こんにちは。
乙女なしをんちゃんがかわいかったー。
文楽はぜひ鑑賞したいと思ってまーす。
いか焼きもうまいっすよ!

しんちゃん:2008/02/13(水) 14:37 | URL | [編集]

まるさん
その順なら面白く読めると思います。
小説の裏側を読むみたいな感じでした。

しんちゃん:2008/02/13(水) 14:39 | URL | [編集]

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