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    2008

02.13

「陰陽屋へようこそ」天野頌子

陰陽屋へようこそ陰陽屋へようこそ
(2007/09)
天野 頌子

商品詳細を見る

狐と桜と都電の町である東京都北区王子。そこに鎮座する王子稲荷に見守られるのんきな商店街に、ある日現れたあやしい店、陰陽屋。お品書きには、各種占い(恋愛、縁談、商売、引越し、失せ物、探し人)、加持祈祷、命名相談、霊障相談、護符販売などの文字がずらりと並ぶ。店主は美青年だが嘘つきでぐうたらなニセ陰陽師の阿部祥明。その店に偶然入ってきたのは、見た目はごくふつうの中学生男子だが、実は妖狐の沢崎瞬太。その瞬太はある出来事がきっかけで式神のアルバイトをすることになった。店主とアルバイトのへっぽこコンビが、街の小さなやっかいごとに立ち向かう、ご近所ほのぼのミステリ。

ミステリとしては日常系の部類に入るのだが、そこを期待すると肩透かしを食らう。そんな小難しい読み方をするのではなく、単純にキャラ読みすれば普通以上に楽しめると思う。単行本だけど、中身はラノベ。この認識で読めばまず間違いない。たぶん。

店主の阿部祥明は、薄紫の着物の上に白い狩衣をまとい、足首をしぼった藍青の袴をはいている。まるで漫画から抜け出してきた陰陽師だ。頭には烏帽子も冠もつけず、長くまっすぐな黒髪を肩から背中に流している。完全にカタチから入ったあやしい匂いがぷんぷんするニセ陰陽師。

アルバイトの瞬太は、山吹色の着物に膝丈の赤い袴、足には草履という牛若丸のような童水干姿で、頭には自前の大きな三角の耳。袴の後ろには、これも自前のふさふさした長い尻尾が垂れている。こてこての格好のせいか、耳や尻尾が本物であると誰も思わないのがご愛嬌な陰陽師に使える式神役。

これだけでキャラ読みの要素がたっぷり。それに正確も真反対で、祥明はいいかげんで楽して儲けたいと公言して憚らない、瞬太は生真面目で思考力の足りない直情型、と彼らのへっぽこコンビぶりも中々よく出来ている。さらに、瞬太の過保護な両親、瞬太の同級生の高坂委員長に憧れの三井さん、祥明の幼なじみの槙原など、おもいっきりキャラ読みして下さいという脇の人物たち。それに本書のラストを飾る書き下ろし作品では、この中の人物がさらに面白い。

軽~く読めて、ほのぼのとした気持ちになれて、瞬太に萌える、そんな一冊でした。
続編がでたら読みたいなっ。


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comments

キャラクターが良かったですよね♪
瞬太に萌えました(笑)
私もこの続編があったら読んでみたいです!

エビノート:2008/02/16(土) 19:59 | URL | [編集]

エビノートさん
これは掘り出し本でしたね。
意外と読んでる方が少ないのは驚きでした。
同じく瞬太くんに萌えました。
続編があるといいですよね。

しんちゃん:2008/02/17(日) 12:16 | URL | [編集]

天野さんを初めて読んだのがこの作品でした。ほかの作品もこんな感じで、軽く読めて楽しいです。
みなさん言うように瞬太くんに萌えますねー!!続編があることを祈りたいです。

まみみ:2008/02/17(日) 20:24 | URL | [編集]

児童書は、楽しい。
ようこんな面白い事おもいつかはる。
今後が待ち遠しい作家さんです。

ナカムラのおばちゃん:2008/02/18(月) 07:55 | URL | [編集]

まみみさん
おおっ、すでに他の本も読んだの!相変わらず早いっすねー。
余裕ができしだい読みたい。けどいつも追われてる^^;

しんちゃん:2008/02/18(月) 12:03 | URL | [編集]

ナカムラのおばちゃん
おばちゃんも読んでいましたか。
さすがっすね。目の付け所がするどい。
ちょいと楽しみな作家さんですね。

しんちゃん:2008/02/18(月) 12:16 | URL | [編集]

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