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    2008

03.12

「パワー系181」墨谷渉

パワー系181パワー系181
(2007/12/28)
墨谷 渉

商品詳細を見る

「パワー系181」 「測量男の手記」 の二編を収録。


「パワー系181」
180センチを超えるリカの夢は、男をスリーパーホールドで失神させること。ブラジル人の柔術の達人が日本人のプロレスラーを失神させた試合をテレビで見て、落ちていく日本人のプロレスラーの表情や眼つきに、鳥肌が立ち全身の毛穴が開いた気がした。そんなリカは、金を払わせてイヤラシー客を懲らしめる新しい商売を始めた。[ソフトコース]60分、18.000円より。[ハードコース]60分、21.000円より。パワー系個人クラブ・リカの世界。

そこに快楽を求めて訪れるさまざまなお客たち。身長、体重、胸囲、股下、その他全部で十四項目のサイズを測りたがる測量男。フルパワーの張り手を求める張り手マゾ。衣服を交換して着させて欲しいとねだる衣類フェチ。そして小柄な男特有のコンプレックスからくる妄想を持つドチビ短足おやじ。

第31回すばる文学賞受賞作なのだが、何が言いたいのかよくわからなかった。これぞ文学とでも言っておくのが差しさわりがないのかも。人それぞれにヘキはある。でもここに登場するのは特殊なヘキを持った人たち。ヘキよりも嗜好という言葉の方がピッタリくるのかもしれない。そんな変人たちがリカのHPを見て、風俗ではない不思議なクラブ、パワー系個人クラブ・リカの世界へやって来る。

そこで繰り広げられる珍妙なやり取り。そこにエロはまったくなく、各々の嗜好だけを満足させるあれこれ。ある一人を除いて満足したのだから、この個人クラブは優良店なのだろう。その内の一人は悲惨なだけなのだが、自業自得とも言えるし。だけど、これは何だったのだろう。ほんとによくわからない作品だ。


「測量男の手記」
これは先の作品に出てきた測量男の独白。土地家屋調査士事務所で働く男が、これまでの性交について、自分や他人を測量するこだわりについて、やがて背の高い女を捜すようになった所以、ランというデリヘル嬢とのことを語る。

自分の中で正当化した変態のお話。まあ、毒にはならない変態なのでイタさはない。こういうのをシュールというのだろうか。これっぽっちも共感できないが、こちらの方が作品としての完成度は高かったように思えた。でも、やはりよくわからない。

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comments

こんばんは。
よくわからないですよね。
結局なんだったんだろう、みたいな。
でも測量男がなんだか結構好きでした。

ちきちき:2008/03/12(水) 21:50 | URL | [編集]

ちきちきさん、こんばんは。
ほんとに何がどうだかよくわからない。
だけど、面白く読めてしまうのが不思議です。
測量男のほうがわかりやすかったですね。
ですが、一度は絞め落としたい、に共感する自分がいます。

しんちゃん:2008/03/12(水) 22:24 | URL | [編集]

そうなんですよね。変態のわりには随分と爽やかな感じが。みんな開き直りすぎといいますか。やはり変態なら己の変態に苦悩しながら、それでも止められず、ずぶずぶとハマっていく方が読み応えが。

たまねぎ:2008/03/12(水) 22:36 | URL | [編集]

たまねぎさん
変な受賞作が出てきましたね。
葛藤するわけでもなく、突き進むわけでもない。
変態ぶりが完結してるから、捉えどころがない。
いったい何が言いたいのでしょうかね。わからん。

しんちゃん:2008/03/13(木) 19:35 | URL | [編集]

こんばんは。
意味不明でした。
薄い本だったからなんとか読みきったって感じです。
だけど、こういう訳のわからない本の1シーンを
いつまでも記憶していたりするんですよね(笑)

なな:2008/03/27(木) 19:31 | URL | [編集]

ななさん、こんばんは。
ほんと意味不明っすよね。これが文学と言えば文学だし。
一度でいいから絞め落としたい、これは記憶してます。
同じ願望もあるし。(笑)

しんちゃん:2008/03/27(木) 19:45 | URL | [編集]

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パワー系181


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2008/03/12(水) 21:49 | ぼちぼち

パワー系181  墨谷渉


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2008/03/12(水) 22:50 | 今更なんですがの本の話

「パワー系181」墨谷渉


パワー系181 墨谷 渉 JUGEMテーマ:読書 第31回すばる文学賞受賞作、「パワー系181」と「外伝―測量男の手記」の2つの物語。 読み終わって、「?」マークが頭の中をグルグル。出てくる人たちがみな不思議。誰しも人に言えない癖やら嗜好があるとは思うんだけど、

2008/03/27(木) 19:32 | ナナメモ

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