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    2008

03.19

「遙かなる時空の中で」近藤史恵

遙かなる時空の中で 遙かなる夢ものがたり (GAME CITY文庫 こ 1-2)遙かなる時空の中で 遙かなる夢ものがたり (GAME CITY文庫 こ 1-2)
(2008/02/29)
近藤 史恵

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ごく普通の女子高生・元宮あかねは、同級生の森村天真、後輩の流山詩紋とともに、不思議な井戸から、異世界「京」へと召喚された。”龍神の神子”として選ばれたあかねは、怨霊や鬼と戦う日々を送っていたが、その影響で穢れを受けやすく、「物忌み」の日は外出を控えなければならず、その日は神子を守る八人の男たち、「八葉」の誰かと一緒にいなければならなかった。外出できないあかねは、「八葉」たちに「京」で起こった事件や、過去の不思議な事件を話すようせがむ。

左大臣家に仕える武士団の一員。天の青龍である源頼久。彼があかねに語ったのは、かつての同僚・祐成の話だった。不死となった祐成の身分違いの恋の行方と、彼の不死の理由を追う。「六道を閉ざされた男」

帝の弟で、仁和寺に出家している法親王。天の玄武である永泉。彼があかねに語ったのは、シキミという少年の話だった。少年は、狐が化けた姿だった。家族を殺され、人間への復讐を思い抱くシキミと、それを止めようとする永泉。「冬衣の狐」

内裏の警護を担当する近衛府に勤める貴族。地の白虎である橘友雅。心を病んだ女性に、愛した男性と間違われた友雅は、その間違われた男に会い、この件に怨霊が関わっていることを知る。友雅は頼久と協力して解決に挑む。「朝顔塚」

あかね、天真とともに京に召喚された中学生。地の朱雀である流山詩紋。彼は最近出会った少年のことを語る。いつも大きな犬といっしょにいた少年と、詩紋は友達になった。そう語った直後、行方不明になってしまう詩紋。八葉とあかねは協力して詩紋を探し求める。「朱雀門の犬」

何も知らずに近藤史恵だ、と買った本だが、元は乙女ゲーのノベライズだった。というわけで、ゲームの世界観やキャラはまったく知らなかった。でもラノベとしては、よく出来ていたと思う。あまりファンタジー色も強くなく、特異な設定に縛られていることもない。四話とも一話完結で、さらっと読めてしまう。前三話は八葉という人たちの昔語りで、この世界観に固執したものではなく、単独作としても読める作品だ。最後の一話はゲームキャラがオールキャストになっているので、ゲームファンの方なら垂涎ものかもしれない。

ゲームは好きだけど読書が苦手だという人でも、お気軽に手に取れる作品だと思う。そして読み手を選ばない作品だろう。これを読んで面白ければ、近藤史恵の他作品を読んでみてはどうだろうか。キャラが魅力的で、読後感も悪くなくない。でもちょっぴり切ないけれど、さくさく読める。そんな一冊だった。

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