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    2008

06.26

「雨の日も、晴れ男」水野敬也

雨の日も、晴れ男 (文春文庫 み 35-1) 雨の日も、晴れ男 (文春文庫)
(2008/06/10)
水野 敬也

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二人の小さな神がいた。一人の名をシャナ。もう一人はワンダー。二人はまだ幼く、そして、よく一緒に遊んでいた。ある年のクリスマスの朝、シャナはおやじたちの目を盗んで、「運命の手帳」を持ち出してきた。この手帳に名前と運命を書くと、その書かれた人物の人生はその通りになってしまう。シャナは下界の隅々を見渡して、イギリスのロンドンにいる一人の男をターゲットにすることにした。

男の名前はアレックス。どこにでもいるような家庭を持ち、毎日決まった時間に会社に行き、週末は家で子供と遊んで暮らす。平凡を絵に描いたような男だった。二人の幼い神が、互いに争いあって、不幸な出来事をいたずら書きしたことによって、善良なアレックスに突然不幸が次々と押し寄せる。

ここからネタバレしています。ご注意を。

目覚まし時計が故障し、アレックスは遅刻をするが、そこにいたのは人事異動で初めて会う上司。その上司にいじわるをされるが、アレックスは意表をついたいいわけで怒りをかわすが、待っていたのは仕事の大失敗。そこで取引先へ直接出向いてあやまり、大物社長とのコネを作って会社に戻ると、アレックスは円形脱毛症になっていた。このハゲを生かして仲間から笑いを取ろうとするが、突然会社をクビになってしまう。

カフェで今後のことを考えていると、見知らぬ男から殴られて、大乱闘の末に病院で治療を受けるはめに。警察の事情調査が終わった頃、アレックスの携帯電話が鳴った。パパ、助けて。娘はいないが過去に関係のあった女が娘を産んだのかも、と想像を働かせた結果、お金を振り込む。振込み詐欺だった。

そのあと家へと帰る途中に、家が火事で息子がまだ家の中にいる、とパニックに陥った妻からの電話があった。駆けつけたアレックスは、ビデオを撮影する野次馬にオレの姿を撮れと命じ、燃え盛る我が家へ突入し、息子を助けて脱出。燃える家のわきで、クリスマスを祝うが、仕事をクビになったことを妻に告げると、妻は息子を連れて猛ダッシュで逃げてしまう。

アレックスは全てを失った。シャナとワンダーのいたずらがすべての原因だった。しかし、アレックスはどこまでもポジティブな男だった。その悲惨な状況を楽しみ、自分のいいように勘違いをし、人をかばい、誰かを笑わせようとして、ひたすら前向きに生きようとする。

こんなヤツはいねえ、と言ってしまえばそれまでだが、くだらないのが面白い。笑いのジャブに、何度か声をだして笑ってしまった。全部のジャブがヒットするわけではないが、クリーンヒット率はかなり高かった。だけど、それだけのものでしかなかった。でも、息抜きや暇つぶしに読むには丁度いいかと思う。肩肘はらずに読めて、アレックスに癒されて、とにかく笑える本だった。

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