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    2008

07.26

「運命の女に気をつけろ」沢村鐵

運命の女に気をつけろ運命の女に気をつけろ
(2008/06)
沢村 鐵

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劇団北多摩モリブデッツは三年前に結成された。先輩たちが、ウチの大学に入学してわりとすぐのことだ。創設メンバーは三人。座長の鳥井修は結成当初は役者もこなしていたが、いまは演出に専念している。ヨイチさんこと田中陽一は一応看板俳優で、モリさんこと守屋俊顕は良くも悪くもインパクトだけはある人。そこにヨイチさんの先輩のドッヒーさんこと土肥譲が加入し、同じころに紅一点のヒメこと渡辺由美も参入。その二年後にぼくこと松野淑之が入学してすぐに加入した。

多摩という陸の孤島のような場所にコメディ劇団のモリブデッツは突如として現われ、それが好評を受けて、調子に乗った彼らは続々と新作公演を発表し、多摩を越えて一気に全国まで行こうとしていた。そのモリブデッツの一ヶ月後に行われる新作公演では、わざわざ学外から安堂夏姫さんというヒロインを迎えることになった。座長の執念が、小劇団界の人気NO.1女優をこんなド田舎まで引っぱってきてしまったのだ。

モリブデッツはまっとうなことは何もやっていない、演技理論も知らない、発声さえちゃんとやっていない。下積みの努力、日々の汗というものとは無縁だ。所詮は思いつきから出発している。高慢な理想なんかない、楽しいからやっているだけだ。モリブデッツという集団の中で天才と呼ばれる資格があるのは座長だけだった。そこに正真正銘のプロが、もう一人の天才が客演として加わった。しかし、安堂夏姫には、極悪非道な毒婦のようなウワサが飛び交っていた。

善良でモテない男子くんたちが、次々と魔性の女に狩られていく。ただ、それだけのドタバタコメディだ。少しキャラのバランスが悪く、モリさんの個性に頼っている部分が大きいような感じを受けた。それに安堂夏姫像もふわふわしていて実態が見えてこない。だけど、それ以外は、実際の男ってこんなもんかな~とは思った。美人にチューされると、クラクラきてしまうだろうし。

某ネット書店では好評価が多かったが、そんなに熱くなるほどでもなかった。内容的には悪くはなかったけれど、二回読みたくなるような作品でもなかったし、記憶に残るような作品でもない。まあ気楽に読めて、暇つぶしや読書の箸休めには丁度いいぐらいかな。個人的には、可もなく不可もなくということでふつうでした。

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comments

私も読みました。
どういうわけか、期待が大きかったのか、読後感がものすごくふつーでちょっとがっかり。
もっとおもしろくできそうな気がするんですが(←えらそう)

ちきちき:2008/07/31(木) 22:08 | URL | [編集]

ちきちきさん
良かった。ふつうだと思ったのは自分だけじゃなかった。
もっと笑いがたくさんあるのかと思うよね。演劇の内容も微妙だし。

しんちゃん:2008/08/01(金) 11:57 | URL | [編集]

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運命の女に気をつけろ


JUGEMテーマ:読書 小劇団界の人気NO.1美人女優を客演に向かえた北多摩モリブデッツの「いけてない」男たち、彼らの運命やいかに―――。 かなり可笑しくて、ちょっと切なくて、読むとなんだか優しい気持ちになれる恋愛劇!?ジャイブHPより ちょっとなんで読もうと

2008/07/31(木) 22:08 | ぼちぼち

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