--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2008

08.03

「埋もれる」奈良美那

埋もれる「日本ラブストーリー大賞」シリーズ埋もれる「日本ラブストーリー大賞」シリーズ
(2008/03/07)
奈良美那

商品詳細を見る

主人公は嶋崎由希、二十六歳。日本語と韓国語を操る通訳や翻訳家の仕事がしたくて、ソウルでアルバイトをしながら語学留学を始めて半年がたった。恋人のパクさんは大企業に勤めていて、経済的にも精神的にも安らぎを与えてくれる。そのパクさんとは、日本にいた頃からメル友で、つきあい出して一年目にして、ようやくスタートラインにたった。体を開かなければ心も開くことができなかった。しかし、本質的な根っこの部分は話せないでいた。どうせ分かってもらえないという諦めがあったのだ。

そんなある日、韓国ではよくあるタクシーの相乗りをしてきた見知らぬ男から声をかけられた。それが、キム・テソクとの出会いだった。作家志願のテソクは、友人の仕事を手伝いだしたところで、その彼から、翻訳の仕事を紹介された。面白い人、日本人なのに韓国人みたい、まともじゃない。どうしてキム・テソクと話すと、自分でも気づいていなかったような、深いところに隠された意識と対面させられるのだろう。そこには限界という壁を突き崩せない、情けない自分がいつもいた。

由希はテソクの中にも自分と同じ暗さがあることを見つけてしまう。包まれたい。胸がざわめく。自分の正直な思いを込めて彼の目を見つめ返した。すると、いきなり抱き寄せられてしまった。気がつくと、激しく唇を吸い合っていた。たった一晩で、テソクとは恋人になってしまった。どうなっているんだろう。こんな十一歳年上のオジサンを好きになるなんて。どうなっているんだろう。パクさんとこれから、というときに。由希は初めて恋を知った。第3回日本ラブストーリー大賞・大賞受賞作。

まず文章があまりよろしくない。おかしな文脈が多々あって、それがゆえに、世界観に浸ることが出来なかった。それに、主人公が乙女のように相手のことしか見えなくなってしまう、という心理描写が安易で新鮮味に欠けているし、帯によると、濃厚なベッドシーンが売りらしいが、別にどうってことがなかった。まあサカンではあるが、そういうのを読みたければそっちの作品があるわけだし。

日本人女性と韓国人男性の恋。そこにありそうな、民族の違いによる葛藤が描かれているわけでもなく、価値観の違いがあるわけでもなく、何故こういう設定にしたのかという意図が見えてこない。別に日本人どうしでもいいじゃんとというわけだ。はっきりいってすべてが中途半端のように思えた。

あまり文句をブーブー言っても面白くない。この感想を読んだ方も面白くないと思う。なので、ここら辺で終わりにしたい。まあ、自分とは合わなかったというだけの話だから、帯の文句に乗せられて読んでみるのも一興かも。

ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

その他の作家
トラックバック(0)  コメント(0) 

Next |  Back

comments

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可
trackback
この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。