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    2008

08.09

「ラブコメ今昔」有川浩

ラブコメ今昔ラブコメ今昔
(2008/07/01)
有川 浩

商品詳細を見る

突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様とのナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?(「ラブコメ今昔」)
出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど……。(「軍事とオタクと彼」)
「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで……。(「広報官、走る!」)
旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。しかし今度ばかりは洒落にならない事態が。(「青い衝撃」)
よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない。(「秘め事」)
「ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも自分の恋はいっこうにままならず……。(「ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編」)

内容紹介でどこまで書いてよいのやら判断できなかった。そこで角川のHPから引用させてもらうことにした。「クジラの彼」に続く自衛隊ラブコメシリーズ第二弾。ここからは個別の感想になるが、未読の方は注意して欲しい。大丈夫だと思って書いているけれど、ネタバレありかも。

「ラブコメ今昔」
突き放しても挫けないスマイル千尋ちゃんと、その追っかけに閉口する今村二佐。そして、天然の今村夫人が可愛かった。印象的だったのは、今村二佐が語る自衛官としての覚悟。その今村二佐をたじたじにする千尋ちゃんのパワーは圧巻だった。だけど、こういう形振りかまわない人は苦手かも。

「軍事とオタクと彼」
年下の自衛官の笑顔にやられてしまった大阪人の歌穂。出会ったときから彼に胸キュンで、歌穂からきっかけを作りだす。だけど、その彼は女性慣れしていないために少々じれったい。この行動力のギャップが楽しい。そしてかわいい。読んでいるこちらまでキュンときたし、歌穂の弟もいい味をだしていた。

「広報官、走る!」
ドラマ撮影に協力することになったが、撮影はスケジュール通りに実行されることは一度もない。隊内からも局側からも苦情の嵐で、その間に板挟みになったのが、広報の政屋一尉とADの汐里。二人の最大の敵は、横暴なディレクターの王様。この王様にムカついて、最後に溜飲を下げるという展開はオーソドックスかな。

「青い衝撃」
ブルーインパルスのパイロットと言えば、アクロバット飛行の花形。だから夫はモテモテ。そこに不吉な影が登場。公恵と目を合わせ、勝ったように微笑むあの女が現われた。それ以降、夫の飛行のたびに、浮気をにおわせるメモが女から送られてくるようになった。この女がとにかく気持ち悪い。だけど、ラストは爽快だった。

「秘め事」
手島二尉は上官の娘と付き合い、有季は父親に内緒で父親の部下と付き合っている。そんなこととは知らない父親は親バカ丸出し。その後の展開は一番ベタな作品かもしれない。そして、親父萌えの作品でもある。その一方で、自衛官の結婚式で語られるスピーチの重さは、簡単には言葉にならないぐらい心が引き締まる。

「ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編」
一作目に登場した千尋ちゃんと吉敷の馴れ初め。先の作品では、突撃体当たりが得意な千尋ちゃんが目立っていたが、今回は吉敷の人物像を掘り下げている。僕は不器用ですから、というセリフが似合いそうな吉敷の一発逆転劇。この作品を書き下ろしたことで、もう一度「ラブコメ今昔」が生きてくる。これって「阪急電車」の逆折り返しバージョンなのか。

全体的に甘さは控えめかもしれない。そして、今回はシリーズ作の外伝はなかった。だけど、こういうわかりやすい恋愛ものは好きだ。甘酸っぱいだけでなく、そこに自衛官ならではのピリっとした緊張感を挿入し、それでもニヤニヤさせてくれるのだ。しかし、「別冊図書館戦争」を読んだあとでは、弱冠物足りないことがなくもない。ベタ甘に対する免疫力が知らないうちにアップしてしまったのか。こうなった要因は有川センセイに大いにあると思う。これは責任を取ってもらわなくては。もっと悶絶するような作品をお願いします。

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有川浩
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comments

初めまして♪
ブログ村から参りました月夜です。

私もつい先日この本を読んだのでコメさせて頂きます~
有川さん作品特有の甘さももちろんですが、
いろいろと考えることが多かったです。
私にはちょうどよい甘さでした★
図書館戦争はまだ途中までしか読んでいないのですが、
別冊は甘甘なのですね?
早く読んでみたいです♪

お邪魔しました~

月夜:2008/08/09(土) 21:01 | URL | [編集]

おはようございます。
そうそう、甘さに慣れてしまいましたよね。
これくらいじゃ、ニヤ、ドキくらい。
自衛官の「何かあったら…」って気持ちや
それを支える家族の気持ちなどが
甘いだけじゃなくてピリリと効いてました。

なな:2008/08/10(日) 07:28 | URL | [編集]

月夜さん、はじめまして。
自衛官って大変なお仕事だとわかる内容でしたね。
そんな彼らにも恋があって、という微笑ましい作品だと思います。
だけど、甘さに慣れちゃいました^^;
別冊はもうすごかったです。これからの楽しみがあっていいな~。

しんちゃん:2008/08/10(日) 12:12 | URL | [編集]

ななさん、こんにちは。
甘さ控えめちょっぴりビターというとこでしょうか。
慣れって怖いです。はじめはすべてに悶絶していたのに。
でも今回は、自衛官の覚悟がとにかくすごかったです。

しんちゃん:2008/08/10(日) 12:17 | URL | [編集]

こんばんは。
身構えていたんですが、甘さ控え目でしたね。
そう思えるのも、これまで散々悶絶必死の、甘~い展開を乗り超えてきたからでしょうか。
いくら甘くても構わないのに。
甘さに効かせる自衛官の覚悟、この加減がやはり上手いです有川さん。

雪芽:2008/08/10(日) 22:01 | URL | [編集]

雪芽さん、こんにちは。
そうそう、もっと甘くても構わない。溶けそうなものでも大丈夫。
そういう点では物足りなさがありましたが、有川さんらしい作品でもありました。

しんちゃん:2008/08/11(月) 11:48 | URL | [編集]

同じく千尋が苦手です。
まぁ、ダンディ・ライオンで何とか持ち直しましたけど(笑)
ベタ甘なのも苦手なので
甘さ控えめな展開でよかったです。
が、
その中でも一番甘いであろう
『軍事とオタクと彼』が一番気に入ったのは
やはりベタ甘好きってことなのかなぁ~?

す〜さん:2008/08/12(火) 08:38 | URL | [編集]

す~さん
はじめの突っ走る千尋ちゃんはダメだけど
自分も最後の作品で持ち直しました。
「軍事とオタクと彼」は一番ベタ甘でしたね。
だけど、一番わかりやすいキャラでもありました。
それにす~さんも自分も読書オタクだし(笑)

しんちゃん:2008/08/12(火) 20:59 | URL | [編集]

こんばんは。私は娘を嫁に出す父親ってシチュエーションが弱くて、あのお父さんの涙にはついつられてしまいました。
ラブコメ今昔のラストにはえーっとなったので、最後のオマケはいいデザートでした。

たまねぎ:2008/08/13(水) 22:56 | URL | [編集]

たまねぎさん、こんにちは。
おとーさんがかわいかったですよね。萌えてしまいました。
千尋ちゃんは二段オチでしたね。最後のあれがあって好感がもてました。

しんちゃん:2008/08/14(木) 10:56 | URL | [編集]

今回は甘さ控えめって思ったんですが、
以前だったらこれをベタ甘と感じたんでしょうね。
図書館シリーズで免疫がついちゃったんですね・・。
でもこれは、甘さとピリッと気持ちを引き締める部分のバランスがよくて好きです。

june:2008/08/29(金) 21:07 | URL | [編集]

juneさん
そう、以前ならキュンときまくりで、でへへとにやけていたのでしょう。
ですが、もっと甘いのカモン、と思ってしまう自分がいました。
作品としては面白かったですけど。

しんちゃん:2008/08/30(土) 20:19 | URL | [編集]

やっぱりベタ甘耐性がついてるんですよね。
私、今回は平気だなあと思いながら読んでました。個人的にはこれくらいの方が好みかも知れないです。
だって十分甘いですもん。

ちきちき:2008/09/20(土) 21:28 | URL | [編集]

ちきちきさん
初めの頃のキュンとくる感じはなくなりました。
ベタ甘予防接種が効いたようです。
個人的には、もういっちょ、かな。(おいちょカブ風)

しんちゃん:2008/09/21(日) 21:26 | URL | [編集]

やっぱり免疫力ついてますよね。若干物足りなさを感じたくせに、「軍事とオタクと彼」はちょっとベタ甘さが駄目でした~~。多分歌穂の勢いが好きじゃなかったかも。
お見合いと秘め事はわりと好きな話ですが、全体的に、ああ~、羨ましいっていうカップルがいなかったな。

じゃじゃまま:2008/12/03(水) 23:11 | URL | [編集]

じゃじゃままさん
これだ!という作品があまりなかったように思いました。
お互いに相当な免疫力がついてしまいましたよね。
だからか、若干物足りなさを感じました。

しんちゃん:2008/12/04(木) 12:54 | URL | [編集]

こんばんわあ
またまたコメント書かせていただいています。
有川サンの作品(図書館戦争シリーズ)にはまりまして
『ラブコメ今昔』を読みました。
一番、私的に好きだったのは『ダンディ・ライオン』
なんですが。。。

しんちゃんサンは何が一番好きですか?・・

まーちゃん:2009/07/18(土) 22:08 | URL | [編集]

まーちゃん、こんばんは。
これだ!というのは残念ながらありませんでした。
それでも選んでみると、「軍事とオタクと彼」でしょうか。
本なら「阪急電車」で、人物なら「空の中」の光稀さんが一番でした。

しんちゃん:2009/07/19(日) 20:20 | URL | [編集]

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