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    2008

08.28

「原宿ガール」橋口いくよ

原宿ガール (ダ・ヴィンチブックス)原宿ガール (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/07/02)
橋口いくよ

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私は昔、アイドルになりたかった。毎日毎日、自分がアイドルになる日を待っていた。私を見つけて欲しかった。でも、あのきらきらした世界は私を見つけださないまま、今もあたりまえのように存在している。杉浦弥代子は、三十二歳の派遣社員。若く見える。今までこの言葉に喜んできた。あたりまえだが、こんな言葉が本当に若い人にかけられることはない。つい最近まで若く見えるという言葉ひとつで浮かれていた自分が恥ずかしくなる。

叶わぬ夢を忘れかけていたある日、渋谷でアイドルグループ?原宿ガールズ″のスカウトに声をかけられた。高校生だと思われたのだ。夢が再燃した彼女は年齢を十七歳と誤魔化したままオーディションに挑み、なんと合格してしまった。高杉ちえり。私がもらった名前だ。派遣の仕事も辞めた。そうして、私は原宿ガールのメンバーになった。

はじめまして。高杉ちえりです。あだ名はチェリーです。十七歳です。これから一生懸命がんばっていきますので、よろしくお願いします。毎日毎日レッスンと仕事。朝から夜まで十代の女子たちと過ごす日々。アイドルなんて、世間が思うほどのお金ももらえなくて、自由がなくて、簡単に友達にも裏切られる。だけど、私はアイドルに憧れていた。そしてアイドルになった。私は十七歳のアイドル、チェリーなのだ。

はっきり言って設定に無理がある。十五歳もさばをよんで、しかも十代なんてありえない。そんな夢物語だけど、そしておもいっきり痛いんだけど、これが悪くなかった。十代の女子たちによる馬鹿話や、グループのセンターポジション争いや、恋人の一郎とのかみ合わない会話や、何を言っているのかわからない社長の話など、面白いと思える部分とそうでない部分があって、文章もあまり上手くはない。だけど、マンガ的な読みやすさがあって、グルーヴ感みたいなものがあって、これはこれで一応ピンク色の世界が構築されている。

そんなピンク色のお話なので読み手を選ぶかもしれない。読者の年齢によっても壁ができるかもしれない。万人が面白いと思えるような作品ではないが、自分的にはアリだった。ASAYAN的なお話や、ライトな作品が読みたいという方は、一読してみてはどうだろう。

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橋口いくよさん『原宿ガール』


うん、好きな本!!!! 橋口いくよさんの『原宿ガール』を数ページ読んで確信しました 『原宿ガール』は、 本当は32歳だけど、10代に見える主人公・杉浦弥代子が アイドルグループ『原宿ガール』にスカウトされたのをきっかけに 年齢を17歳と偽り、芸能界デ

2008/10/06(月) 00:26 | juri+cari

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