「13階段」高野和明
2006年09月26日 (火) | 編集 |
13階段 13階段
高野 和明 (2004/08)
講談社

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犯行時刻の記憶を失った死刑囚。
その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。
だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。
処刑までに残された時間はわずかしかない。
2人は、無実の男の命を救うことができるのか。

わくわくドキドキしながら一気読みです。
こんなに面白い乱歩賞は久ぶり。

なんと言っても、タイムリミットがどんどん迫ってくる緊張感。
死刑が執行される手続きがたんたんと進む描写がすごい。

そして南郷と三上が事件を追って行くと、不審なことが徐々に解る。
その上で南郷の死刑執行官としての苦しみが、物語に厚みを加える。

南郷が辿り着く結末。 それをどう三上がとらえるかも面白い。
そして真犯人との見えない駆け引きにドキドキ。

死刑制度の薀蓄も楽しめたし、ドえらい作家に出会った。
要チェックの作家です。
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