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    2008

10.19

「別冊図書館戦争 2」有川浩

別冊図書館戦争 2 (2)別冊図書館戦争 2 (2)
(2008/08)
有川 浩

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スピンオフ第二弾は、完結編にしてちょっぴりビター。先行して電撃文庫マガジンに掲載された「もしもタイムマシンがあったら」を収録。第一弾に収録されていなかった時は、あれ?っと首を傾げた。よくよく考えると、前作は郁と堂上の鼻血ブー&イケイケ一色だったので、収録作としてはこちらの方が座り良い。その一編があって、お次は堂上と小牧の若かりし頃。そして、三、四、五、と分類されているが、待ちに待った柴崎と手塚コンビのあれこれ。これが本書のメインだろう。さて、ネタバレなしを心がけて、内容紹介にいってみよう。


「もしもタイムマシンがあったら」
あたしは結婚式のときにもう一回戻りたいかな~。郁が珍しく女の子表情でうっとりする。堂上教官はどこに戻りたいですか? 手塚は? 小牧教官は! 郁は事務室の奥を振り向いた。緒方副隊長はいつに戻りたいですか? タイムマシンがあったら。それまで黙々と書類を処理していた緒方が、ふと仕事の手を止めて考え込む風情を見せた。……大学の頃、かな――。正確には大学三年。まだ進路が決まっていなくて、今でも昨日のように思い出せる鮮やかな日々。もう取り返しがつかないからこそ、それは年経るごとに鮮やかさを増すのかもしれない。大学は法学部で、彼女は同じゼミの学生だった。

「昔の話を聞かせて」
堂上班と柴崎が隊員食堂で昼食を摂っていると、今年の新隊員二人が駆け寄ってきた。訓練期間中に郁と手塚が担当していた防衛部配属の隊員で、郁たちが所属する特殊防衛員に憧れている。堂上と小牧の上官二人に階級は当然のごとく届いていないが、年齢は郁たちが入隊した当時のこの二人に追い着いた。だが、柴崎や手塚はさておき、郁は当時のこの二人のように部下に対して上官たり得ているか、それはまったく自信がない。その夜、堂上の言葉に凹んでしまった郁に対して、何でも一つ言うこときく、と焦った堂上は和解の申し入れをしてきた。郁は要求する。堂上教官たちが新米だった頃の話が聞きたい、と。

「背中合わせの二人(1)~(3)」
郁が結婚して官舎に移ってから、柴崎は一人部屋が空くまで二人部屋を一人で使っていた。だが、部屋が足りないということで、四ヶ月の約束で寮監から一階級下の士長との同室を頼まれたのである。その水島は社交性に欠けた手のかかる陰気な女であった。その頃、柴崎は奥村という男に二ヶ月来ストーカーをされていた。男は柴崎が拒否できる言質を取らせない。しかも自分は利用者だと言外に主張して対等の立場に降りてこようとはしないのだ。要するにストーカー行為に慣れていた。

手塚の手伝いを得て、まずまずの日常が戻ってきたのもつかの間、今度は男子下士官の独身寮に柴崎のアイコラ写真がばら撒かれた。しかも写真の右下には、柴崎のスリーサイズが一センチの狂いもなく書かれていた。さらに、出会い系サイトに、見覚えのある写真とともに電話番号と柴崎の名前が掲載された。一向に相手が見えてこない中、柴崎は犯人の手の中に…。好き合っているのが見え見えなのに、肝心の本人たちが自分の気持ちに気づかないというもどかしさ満点の二人、柴崎と手塚の大団円。


終わっちゃった。でも有川さんなら、また面白いことを考え付いて、読者を満足させてくれるだろう。待つよ。新作を、新シリーズのスタートを。

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有川浩
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comments

終わっちゃいましたねぇ。
まだまだいろんな人の物語を書いて欲しかったけど…

まぁ、柴崎と手塚がようやく落ち着いたから、ちょっとだけスッキリしましたけどね。
いつかまた、みんなに再会したいものです!

じゅずじ:2008/10/19(日) 18:55 | URL | [編集]

図書館シリーズもとうとうこれで終わりなんですよね。
やっぱり淋しいですね。
でも、有川さんですもん。
これからもハイレベルな「乙女」の物語書いてくれると信じてます。

なな:2008/10/19(日) 21:07 | URL | [編集]

有川さんはこれからもエンターテイメント作品、しかも読者の期待に裏切らない作品を作ってくれるはずです。
どんな新しいシリーズができるか楽しみですね。
もちろん、図書館隊の彼らとの再会も心待ちにしております。

リベ:2008/10/19(日) 22:32 | URL | [編集]

堂上夫妻は相変わらず、ラブラブのようだし、手塚と柴崎が結ばれてよかったと安心しましたが、これでこのシリーズ終わりだと思うとさみしいです。

花:2008/10/19(日) 23:10 | URL | [編集]

こんにちは。
前作に比べるとビターな話でしたね。
柴崎があんな事件に巻き込まれるとは思いませんでした。
ハッピーエンドだったから、めでたしめでたしでしょうか。

このシリーズが終わっちゃうのは寂しいですね。
有川さんに楽しい新作を期待してます。

mint:2008/10/20(月) 10:09 | URL | [編集]

じゅずじさん
とうとう終わっちゃいましたね。
そして最後は柴崎と手塚でしたけど、有川旦那に感謝でしたね。
そう、またみんなに再会したいです。

しんちゃん:2008/10/20(月) 12:10 | URL | [編集]

ななさん
このシリーズにはいっぱい思うことがありましたね。
乙女道の追求とか(笑)
今後もあらたな作品で、さらに精進していきたいですね。

しんちゃん:2008/10/20(月) 12:13 | URL | [編集]

りべさん
次はどんな甘い部隊ものがくるのだろう。
わかりませんが楽しみですね。
短篇でなら彼らとの再会はありそう。期待したいですね。

しんちゃん:2008/10/20(月) 12:17 | URL | [編集]

花さん
小牧と毬江、玄田隊長と折口のその後も気になりますよね。
いつか、あって欲しいと思います。

しんちゃん:2008/10/20(月) 12:21 | URL | [編集]

mintさん
思っていたよりビターな作品でしたね。
それに柴崎も女子でした。手塚がいてほんと良かったです。
寂しいですけど、新作に期待ですね。

しんちゃん:2008/10/20(月) 12:27 | URL | [編集]

ビターな内容だったけど、ラストは良かったねぇの一言。気持ちよく本を閉じることができるように配慮してくださってありがとう!って感じでした。
終わりと思うと寂しいですが、確かに次はどんな作品が読めるのかなぁ~と想像すると楽しいですね。次は、3匹のおっさんかな~?

エビノート:2008/10/20(月) 20:38 | URL | [編集]

こんばんは。
本当なんだかんだいって、ずっと楽しませてくれたシリーズでした。
本当に終わりなのかな??
でも次に新しい世界があると思うとそれも楽しみですよね!
とりあえず、手塚が良くやってくれて、本当良かったです。ほっとしました。

ちきちき:2008/10/20(月) 21:52 | URL | [編集]

エビノートさん
柴崎と手塚はやっとという感じでした。旦那さまにも感謝でしたね。
小説誌ではいろいろ連載しているみたいですね。
何にしろ、新刊が楽しみです。

しんちゃん:2008/10/21(火) 12:20 | URL | [編集]

ちきちきさん、こんにちは。
終わらせてしまっていいの?メディアワークスさんよ。という感じですね。
手塚は男前でしたね。小牧にも迫力がありました(笑)
でも作風が広がるのもいいかな~、と思っています。

しんちゃん:2008/10/21(火) 12:25 | URL | [編集]

しんちゃん こんばんは~。
そう!!とうとう終わってしもた~!!
でも有川さんならきっと新作で彼らのその後を
描いてくれるはず…とか思ってるんですが~。

naru:2008/10/22(水) 19:23 | URL | [編集]

naruさん、こんんいちは。
終わらすのはもったいないですよね。
結婚しても笑わせてくれるし、続きがあって欲しい~!

しんちゃん:2008/10/23(木) 17:03 | URL | [編集]

終わっちゃいましたね。もっともっと読みたいけど、必死でこらえて新作を待ちたいと思います。
個人的には文庫発売の時に、DVD特典の短編が収録されることをひっそり期待しつつ。

たまねぎ:2008/10/24(金) 00:38 | URL | [編集]

たまねぎさん
短篇目当てで買う予定はないですけど、気になっています。
収録に一票です。というか文庫化にも一票。
文庫化の予定は今のところないみたいです。

しんちゃん:2008/10/24(金) 14:17 | URL | [編集]

図書館シリーズなら文庫化したら買って再読したいですけどね。
文庫化しなそうですよね。
でもその分、新作、新シリーズスタートを楽しみにすることにします。

Yuki:2008/11/05(水) 23:21 | URL | [編集]

Yukiさん
これだけ今も売れてるとなると、ないっぽいですね~。
小説誌掲載の作品が本になる。これを待つのみです。
結構な作品があるみたいですね。

しんちゃん:2008/11/06(木) 15:40 | URL | [編集]

こんばんは
TBのお返し遅くなりすみません。
終ってしまいましたね~、って本編シリーズの時も思いましたが、今度はほんとに最後なのでしょうか。
柴崎、手塚の話はハード&ビターでしたが、有川旦那様のおかげで、甘くすっきりなラストだったので満足でした。ようやくここまで辿り着いたかと感慨が。
また新シリーズで悶絶させてくれること、期待して待ってます。

雪芽:2008/11/09(日) 20:59 | URL | [編集]

雪芽さん、こんにちは。
>ほんとに最後なのでしょうか
ですよね~。これでいいのか!!です。

あそこで終わっていたらビターすぎでした。
旦那様にマジ感謝です。
次の新刊が待ち遠しいですね。

しんちゃん:2008/11/10(月) 12:23 | URL | [編集]

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