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    2008

11.10

「動物学科空手道部1年高田トモ!」片川優子

動物学科空手道部1年高田トモ!動物学科空手道部1年高田トモ!
(2008/09/17)
片川 優子

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主人公は大学に入学したての高田友恵(トモ)。トモが学内にたくさんの動物のいるこの学校に入ろうと決めたのは、八割方お姉ちゃんに対する意地だった。トモは高校二年生まですべてお姉ちゃんに迎合していて、お姉ちゃんが絶対的な価値基準だった。お姉ちゃんみたいになりたい。そう思わなくなった原因は、すべてテラダコウジのせいだ。高校二年生までの人生の中で、最大の汚点。呼び出され、好きだから付き合ってほしいと言われ、とりあえず了承し付き合うことになった。

付き合い始めると、トモはどんどんテラダコウジを好きになった。三ヵ月がたち、テラダコウジが、なぜトモと付き合いだしたのか、そのからくりがすべて解けた。テラダコウジははじめから、お姉ちゃんが目的だったのだ。お姉ちゃんに近づくために、トモに近づいた。そして二人は仲良くなった。事態を悟ったお姉ちゃんは、仕方ないわと言った。それからトモは、お姉ちゃんのことも、テラダコウジのことも嫌いになった。

お姉ちゃんは動物が嫌いだったけれど、トモは大好きだった。お姉ちゃんが動物を嫌いな理由は単純。臭くて汚いから。お姉ちゃんはいつだって綺麗でいい香りがしてキラキラしていて美人さん。でもあのことがあるまでは、トモはとにかくお姉ちゃんが大好きで大好きで仕方がなかった。トモは自分らしく生きることに決めた。お姉ちゃんのマネじゃなくて、自分のしたいこと。動物全般が大好きで、一生動物に関わる仕事ができたら幸せに違いないと確信がもてた。

女らしくすることはお姉ちゃんの存在や生き方を肯定するみたいだから嫌で、だから一切の女らしさを捨てることを決意した。女らしさなんて、くそくらえだ。私は強くなってやる。空手は、その目標を達成するための最後の仕上げのようなものだ。求めていたのはこれだ、間違っていなかったと確信し、大学生活におけるもう一つの目標が、達成できそうな気がした。何か一つのことを、やりきること。そんなトモの大学生活の日々。

主人公は、現在の著者を投影した大学生。だけど、作品のジャンルでいえば児童書かな。動物学科に入学し、空手部に入った女子の一年間だ。食肉センターを見学してへこんでみたり、牛の世話当番を通して筑山楓くんに惹かれたり、空手の初めての試合、初めての合宿、初めての昇給審査をビビリながら経験したり、空手中心の生活をしていたと気づいてとまどったり…。その一方で、こざっぱりとしたミヤビ、かわいい系の愛ちゃん、ぼんやり系のマルと友達になり、栄を代表とした空手部員とも馴染んでいく。

取り立ててここがいい、という部分はないけれど、続きが妙に気になる。こういうのってマンガを読んだ時の感想に近いのかもしれない。続編がありそうなので、今後も追いかけて行きたいと思う。

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片川優子
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